名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

稲の出穂(しゅっすい)

2009年08月11日 | セカンドルーム

 

今朝5時に起きてテレビをつけたら「緊急地震警報」が突然流れてきた。
試験放送かと思っていたら、「地震が来るので警戒して下さい」とのアナウンスがあった数秒後に、家がガタガタと揺れた。
本物の警報を聞くのは初めてで、この数秒で何も出来なかったが、火を使っていたら反射的に消しに行ったかどうかも自信が無い。
飛騨地方は震度3で大事には至らなかった。
台風も遠ざかって、今朝は久しぶりに青空が見えた。


田の見回りに行ったら、一部の稲から穂が出て白い花をつけていた。


このあたりでは「出穂はじめ」と云い、すべての稲に穂が付くことを「出揃い」という。

水口(田に水を入れるところ)の近くは、いつも冷たい水が当たるので、育ちも遅く出穂は見当たらない。
これから「出揃い」までの1週間ほどは、稲が受粉して籾が育つ重要な時期なので、雨や低温の日が少なく日照りが続くことを願いたい。

いつも農作業を教わっている「谷口いわお」さんが田んぼを見に来て、稲の色が非常に良いとほめられた。
緑が濃すぎると穂に栄養がまわらず籾の育ちが悪く、色が薄いと雑草などに養分を取られて発育不良を起こしているとのことだ。
除草剤を使わないで、まめに雑草を取ったり、過剰な肥料をやらなかったのが良かったのかも知れない。
「穂見せ40日」と言われるように、このまま台風や病害虫、イノシシなどの被害が無ければ、9月下旬には稲刈りが出来そうだ。
ビギナーズラックを期待したい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする