京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

祇園祭前祭 山鉾巡行

2024年07月18日 12時28分00秒 | 日記
た 7月17日は、祇園祭山鉾巡行を京都市役所前の観覧席から見学しました。





毎年頂く京都市文化観光資源保護財団の招待券です。
河原町御池の辻回しが見れる絶好の場所です。

9時からの受付ですが8時過ぎに到着し5番目で最前列を確保しました。

先頭の長刀鉾が通るのが10時20分頃の予定、、、この日は曇天で、ここ最近では最も楽な観覧です。
しかし、地上は暑いので10時まで地下街のゼストに避難?していました。







10時半過ぎにようやく長刀鉾がやって来ました。

常に先頭を行く長刀鉾、、、凄い威厳を感じます。








祇園御霊会に最も近いと言われている綾傘鉾です。
"棒振り"も見事です。





いつもより山鉾の巡行が遅いと思っていましたが、鶏鉾の後車輪の一部が破損するアクシデントがあり、後の山鉾が抜かして行くのに時間を要した様です。



事前準備を十分にしていても、こんなトラブルが起こってしまうのですね。











孟宗山

平山郁夫筆の胴懸「砂漠らくだ行(日)」「砂漠らくだ行(月)」は、平成20年、21年に新調され鮮やかな青色が目を惹きます。

















各山鉾の懸装品の美しさに目が釘づけになります。



屋根にカマキリが乗る蟷螂山ですが、途中にカマキリの手が取れるハプニングがありましたが、鶏鉾の件で影が薄くなっていました。









最後の三基は"くじ取らず"の放下鉾、岩戸山、船鉾です。

岩戸山には"木乃婦"の高橋さんが巡行に立ち合われています。

毎年、お声かけをするのが僕の中での"慣例"になっています。



最後の写真は京都市観光協会が昨年から設置している"プレミアム席"です。
日除けや送風機が設置され、一段高く設定されています。

お酒の提供の件で八坂神社の宮司さんが役員を辞められ、物議を醸したのは記憶に新しいです。

その影響からか?お酒の提供が中止され、料金も値下げされした。
それでも15万円です。

こんなプレミアム席って必要なのでしょうか?

一部の収益は、保存会はじめ関係団体に寄付されますが、山鉾巡行はショーでは無く八坂神社の御神輿が通られる前の大切な神事のひとつなのです。
来年は再考して欲しいですね。