11月4日の昼食は円山公園の一角に店を構える「いもぼう平野屋本店」へ。
創業は江戸時代享保年間と言いますから320年余りも暖簾を守る京都でも"老舗中の老舗"です。
京名物を代表しる「いもぼう」は今まで一子相伝で伝えられ、川端康成の「古都」や松本清張の「顔」や「球形の荒野」にも登場しています。
天ぷらのついた「花御膳」です。
上の写真が名物の「いもぼう」です。
京都の伝統野菜のひとつ海老芋と棒鱈とを炊いたもので「山の幸」と「海の幸」とが見事にコラボレーションしています。
各部屋は、6つの個室と大広間からなっていて、他人に気兼ねする事なくゆっくりと食事を味わう事が出来ます。
かって文豪・吉川英治が「三百年を伝えし味には三百年の味あり」と称賛された"いもぼう"の味がここ円山公園で頂けます。
行かれるなら予約されるのがベストです。