昨年12月25日に嵐山にある福田美術館を訪ねました。



































渡月橋の少し上流にある小さなダムは小型の水力発電で渡月橋の灯りの電源を発電しています。


福田美術館の入口の少し北側には、平安時代末期の帝・高倉天皇に寵愛された"小督の局"の供養塔があります。



今回の特別展は「芭蕉と蕪村と若冲」で江戸時代を代表する文化人三人の豪華な内容です。




最後のお軸は裏寺町通にある宝蔵寺さんが所属されている版画です。
賛は売茶翁(還浴後は高遊外)のもので、若冲は売茶翁を非常に慕い死後、髑髏になった後にも交流を持ちたいとの若冲の願いが込められているように感じます。



お昼は館内にある ど「アンチョビとゆで玉子」とコーヒーのセットを頂きました。
パンはハード系のパンですが柔らかく感じ、中の具材とのハーモニーとがバッチリでした。

それもそのはず、天龍寺の塔頭・宝厳院近くにある人気店「パンとエスプレッソと嵐山庭園」の直営店です。




お昼を頂き、次に「嵯峨嵐山文華館」に移動します。


特別展や企画展の時には両館が提携し、同じテーマの展示が行われています。



二階は贅沢にも畳敷きの展示室で作品を近くで鑑賞するも良し、下がって鑑賞するも良し、また、畳に座って鑑賞するも良しで最高の展示室です。



こちらにもカフェが併設されていて、次回はこちらで頂くのも一考ですね。




以下の写真は嵐電嵐山駅の屋上からの眺めです。



