京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

旧三井家下鴨別邸(重要文化財)

2023年01月01日 07時53分00秒 | 日記
 皆さま、あけましておめでとうございます。
本年も京都の事や奈良をはじめ近畿圏の記事を綴っていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。

 さて、随分と以前になってしまいましたが、11月11日に旧三井家下鴨別邸を訪ねました。







下鴨神社の南側に広がる糺の森の南端に位置する旧三井家下鴨別邸は、三井家11家の共有の別邸として建てられました。

木屋町三条上ルに明治13年(1880)に建築された建物が大正14年(1925)に現在地に移築されています。









邸内の見所を案内するクイズ形式のパンフレットも用意されています。

外観も室内も見た目は質素ですが、そこは三井家の事、材料にも意匠にも様々な工夫が施されています。









昭和24年(1949)に国に譲渡され、隣接する京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年(2007)まで使用されていました。















近代京都において初期に建設された大規模な邸宅が良好な状態で残り、歴史的価値が高い事から平成23年(2011)には国の重要文化財に指定されています。





「京菓子展」の会場のひとりにもなっていて、この日もさまざまなデザインの菓子が展示されていました。





通常は一階のみ入れますが、一年に数度、二階や三階の望楼に上がれる機会があります。

庭園も散策する事ができ、下鴨神社参拝の帰りには絶好の施設です。