こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

人事院勧告で公務員給与引き下げ

2010年12月01日 05時59分36秒 | Weblog
 昨日は、臨時議会が開かれ、「公務員の給与引き下げ」議案が審議されました。

 私は、「民間が下がったから公務員も下げる」式では、「悪魔のサイクル」に陥り景気回復にはならないと主張し、なぜ、景気が悪くなったかの「そもそも論」にたちかえらなければ根本問題は解決しないことをのべました。

 将来不安(年金・医療・介護)と労働者を安上がりに使う「労働者派遣法」でワーキングプワをつくりだしていることに原因があります。
そこでもうけているのが大企業です。大企業の内部留保を少しでも還元できれば、国民の懐が豊かになり景気はよくなります。

 市職員の「やる気」の問題では、2年間で20万円も引き下げられて「士気を高めろ」といわれてもうなずけません。
加えて、坂井市長の給与は、佐賀市長よりも12万円も多い佐賀県一番なのに、市職員は、上から7番目。この乖離をどう説明するのでしょうか。

 私の質疑をテレビで見ていた方から電話がありました。「浦田さんは、公務員給与引き下げに反対ですか」というものでした。
公務員制度の問題点を説明しましたが、納得していただけませんでした。

 その方は、公務員は、半分の800人に減らし、教育や福祉の現場に回したらどうか。
引き下げた年間1~2億円の給与予算を、住民サービスなど、見えるものに使うべきではないかなどの提案もされました。

 いずれにしましても、多様な意見を交えることは大事なことです。
市民の暮らしを少しでもよくしたいという思いは一緒だと思います。

 今日から12月です。12月定例議会は今日から22日まで。

12月18日(日)は、唐津市文化体育館で県議選挙に向けて、井上さとし参院議員を迎えての演説会を計画しています。

 
コメント (2)
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