この度、必要があり、ジュリア・クリステヴァ(Julia Kristeva)著『彼方をめざして』(Nous hyperboliue Qu'est-ce que la nation?)(せりか書房, 1994)を読みました。
![ジュリア・クリステヴア『彼方をめざして』](http://blog.niimi-college.jp/~yamauchi/blog/wp-content/uploads/2016/10/03732ecc5f630460d08d09c00db68bca-197x300.jpg)
読書案内:ガヤトリ・C・スピヴァク『ナショナリズムと想像力』(青土社, 2011)で取り上げた書と同じく、知的格闘を必要とする書でした。
現在、ヨーロッパをはじめ世界各地で重要になっている移民問題についても考察がされています(例えば、pp.24-25)
「移民たちにも、なぜ、フランスという歴史を持つこの国を移住目的地に選んだのか問うべき時です。移民を尊重してくれるからといって移民受入れ側への感謝を忘れてよいということにはならないでしょう」と述べられています。
![ジュリア・クリステヴア『彼方をめざして』](http://blog.niimi-college.jp/~yamauchi/blog/wp-content/uploads/2016/10/03732ecc5f630460d08d09c00db68bca-197x300.jpg)
読書案内:ガヤトリ・C・スピヴァク『ナショナリズムと想像力』(青土社, 2011)で取り上げた書と同じく、知的格闘を必要とする書でした。
現在、ヨーロッパをはじめ世界各地で重要になっている移民問題についても考察がされています(例えば、pp.24-25)
「移民たちにも、なぜ、フランスという歴史を持つこの国を移住目的地に選んだのか問うべき時です。移民を尊重してくれるからといって移民受入れ側への感謝を忘れてよいということにはならないでしょう」と述べられています。
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