山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

読書案内:Peter Stone著Charade(Gold Medal Books, 1963)

2015-11-15 23:01:23 | 日記
パリのことを思い、パリが(も)舞台になっている小説Peter Stone著Charadeを紹介します。



これは、映画Charade(『シャレード』1963)の原作です。

以前紹介しましたように、映画Charadeを利用した『映画「シャレード」で学ぶ英語 パーフェクト・ワークブック』(国際語学社, 2013)を出版しました(共著『映画「シャレード」で学ぶ英語 パーフェクト・ワークブック』(国際語学社)出版される参照)。

この原書は、同書執筆の際に参考のために読んだものです。

小説と映画とでは、よくあることではありますが、やや異なっています。

でも、小説のあちこちにパリの名所の描写がちりばめられ、また、フランス人の登場人物のセリフにはフランス語がちりばめられ、パリでこの小説を読んだら、舞台になっている場所を実際に訪れたくなるような作品でした。

残念ながら現在は絶版になっているようなので、古本を入手して読みました。
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P Strong!

2015-11-15 07:59:10 | 日記
ニュース等で皆さんご存じの通り、パリでテロが発生しました。

犠牲者やそのご家族の皆様には心より哀悼の意を表します。

パリには1996年、1997年と2度行ったことがあります。

また、2001年9月11日のニューヨークの同時多発テロの際にはニューヨークにいましたので、ニュース映像等と併せて、パリの現在の緊張感が何となくですが想像できます(米国同時多発テロ遭遇記(10年後に振り返って))。

2013年のボストンマラソンでのテロの際、ボストン市民はB Strong!の精神で頑張りました。

このBはBostonの頭文字でもあり、Beと発音が同じなので、Be Strong!(強くあれ!)ということで、この表現はかなり広く使われました。

今回のパリでのテロに対しては、SNS等では、多くの人がPray for Paris!などとメッセージを載せている人が多い印象です。

B Strong!に準拠してParisの頭文字Pを使い、P Strong!という言葉が使われるかどうか、ただし、Pはpeeと発音が同じなので、Pee Strong!と言ったら、「強くおしっこを出せ!」と聞こえてしまうので、この表現は使われないか、フランス語でPと同じ発音の言葉にどのような意味があるのかわからないので何とも言えませんが、新語に興味がある者としては、パリの平穏状態が回復するのを願いつつ、見守っていきたいと思います。
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