goo blog サービス終了のお知らせ 

太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

中津市深耶馬渓での伐採3

2011年02月24日 | 記事

深耶馬渓一目百景の鹿鳴館でお昼のおそばを頂いて
日田インター経由で2時間かけて太宰府に帰着。
会長宅で伐り出した木をおおよその大きさごとに
4グループに仕分けして荷を下ろしました。


直径2~3cmは100円、4cmは200円、6cmは300円、
12cm以上は400円などという具合に値段を決めて
参加者による頒布即売会に突入です。


素姓のいい木はなかなか少ないために争奪戦です。
ストレートで節の少ないいい木、であっても
皮をむいて乾燥する間にピッシーっとひび割れが入って
まったく使えなくなる木もあります。
今回はコシアブラでないそっくりな木に苦戦。
見定める時間も長くなります。
会員の技量にも差があるため大型品を手掛ける
上手な方が太い木をお持ち帰りになられます。
多い方で寄付も含めて一万円のお買い上げも。
これは会の重要な活動資金となっています。

お正月明けの鷽替えで材料が枯渇していた
多くの会員さんがたには貴重な補給となっている行事です。
中津市深耶馬渓の皆様に感謝です!

(おわり)

承天寺別院境内地の下草刈りを行いました。

2011年02月20日 | 記事
2011年2月20日(日)、承天寺別院境内地にて下草刈り作業を
行いました。
午前10時に参集したのは計7名。


下草刈りと同時に行っているのはコシアブラのマーキング作業です。


ここ数カ月マーキング作業を行って、約2000本のコシアブラがある
ことが分かりました。


ここでの原木調査は順調に進んでいます。


まだ寒い森の中ですが、コシアブラの芽はこんなに膨らんでいました。
知らないところで春の準備は出来ているようです(^^)

次回の下草刈りは3月20日(日)に行います。

午後からは会員5名で鷽見隊Ⅱに行ってきました。


今回訪れたのは山神ダム。


ダム沿いの道を頭上の桜の枝を見上げながら、歩いていきました。


すると、野鳥の会御一行が大きなカメラやデジスコを覗いています。


この枝に7羽ほどの鷽がいましたが、私のデジカメではこれが限界・・・。

詳しくは「太宰府発きまま撮り」ブログをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/takao19_50/19222544.html
ご案内いただいた宮崎会員に大感謝です。ありがとうございました。

鷽が見れて感激でした。お食事中はあまり鳴き声はなく、飛び立つときに
甲高くフィーフィーと鳴いていたのが印象的でした。
次回、鷽見隊に期待です(^^)


明日は承天寺別院での下草刈りと鷽見隊を行います。

2011年02月19日 | 記事
明日2月20日は承天寺別院境内地にて下草刈り作業を行います。
時間は午前10時から正午頃までで、集合場所は竈門神社駐車場前です。


下草刈りとともに、引き続きマーキング作業を行います。
会員の方は奮ってご参加くださいませ。


午後からは先月5日に行った鷽見隊をまた開催いたします。
先日は残念ながら、鷽を観ることはできませんでしたが、第2段を開催
します。
下草刈り後、お時間のある会員の方はぜひ一緒に鷽を探しに行きましょう!

太宰府天満宮紫藤館で木うその今昔ばなしをしてきました。

2011年02月15日 | 記事
太宰府園の斜め前に太宰府天満宮の研修施設「紫藤館」があります。
そこで太宰府小学校生16名が合宿し、1週間小学校へ通う地元自治会主催の
行事が行われています(2月13~18日まで)。


ご飯もお風呂も終わり、夜食のリンゴをパクついた午後8時半。
まず、太宰府木うそ保存会会長より地元に伝わる木うそのお話・・・。
その後、広報部鳥に代わり・・・。


スライドで絵や写真を見ながら、鷽や鷽替神事の由来や歴史について、お話
をしました。


スライドが終了した後、会長が締めのご挨拶。
時間は20分ほどでしたが、みんな静かに聞いてくれました。

スライドで見せた映像でもっとも笑いをよんだのが、明治・大正時代頃の
木うその絵でした。子どもたちの笑いのツボの勉強になりました。


最後に太宰府市生涯学習課の有岡さんが子どもたちに「木うそを知ってる人は?」
「はあ~い」
ほとんどの子どもたちは知っていたようです。絵付体験したことある子は二人ほど。

地元に伝わる木うそのお話が子どもたちの心に残っていくことを願いつつ・・・。
粉雪ちらつく夜に、今昔話が響く温かなイベントでした。
ご紹介いただいた白川区自治会長様、太宰府市生涯学習課の方々ありがとうございました。




太宰府木うそ作品展を開催中です。

2011年02月08日 | 記事
2011年2月5日(土)~28日(月)まで太宰府館2階ギャラリーにて
木うそ作品展を開催中です。
先月1日~7日までの一週間、開催していた木うそ展示会との違いは・・・。


1月30日に行われた太宰府市民遺産会議で「太宰府の木うそ」が認定第1号
となり、その認定書が飾られていることです。


太宰府木うそ保存会の紹介パネルの横に飾っています。


展示の目玉のひとつは木うそ保存会員による作品展コーナーです。


よく見れば、目や脚の表現の仕方に個性が出ています。


タイトルのある作品もあります。


そして、もうひとつ最大の目玉は・・・。
金・銀・銅製のうそです。
金鷽は毎年鷽替神事などで20個が授与されていますが、銀鷽・銅鷽は100年に
一度授与される貴重品です。


木うそ観に来てくださいね~。お待ちしております。

なお、今週末2月13日(日)には恒例の木うそ絵付体験教室が太宰府館2階で開催
いたします。展示を見学し、会員たちとおしゃべりを楽しみつつ、太宰府の伝統民芸品
「木うそ」の絵付をしてみませんか?

鷽見隊を開催いたしました!

2011年02月06日 | 記事
2011年2月5日の朝9時半から県民の森に集合して、
鷽見隊(うそみたい)を開催いたしました。


県民の森の駐車場につくと、池の東屋に人だかり・・・
立派なカメラを三脚に据えたバーダー達が朝から狙っていたのは。


カワセミでした。
(自前の小さなカメラではこれが限界です)


カワセミを見学した後、総勢9名でいざ県民の森へ


時折、見かける鳥の説明を受けつつ・・・
朝のすがすがしい空気を堪能し、山道を散策。
途中で他のバーダーさんから情報を聞くと、一週間前からとんと鷽を
見かけなくなったと言われてました。

この日、見かけたのはルリビタキ(♀)、シロハラ、メジロ、クロジ(?)など6種類。
ですが、鷽を見かけることはできませんでした。
お昼過ぎに岩屋城付近へ移動して、解散いたしましたが、
天気もよくいいお散歩になりました。

ご案内いただいた木うそ保存会員さんに感謝です。
会員さんのブログ「太宰府発きまま撮り」には当日の模様が公開されていますので
ぜひ合わせてご覧くださいませ。
http://blogs.yahoo.co.jp/takao19_50/19043596.html

またいつか鷽に出逢える日を夢見て・・・


鷽見隊を開催いたします。

2011年02月04日 | 記事
鷽見隊(うそみたい)を開催いたします。
木うそを作ってるけど、本物を見たことない会員が多いので、
鷽が飛来しているスポットを見て回ろうと思います。


ご案内していただくのは、野鳥の会に所属し、木うそ保存会員でもある方に
お願いいたしております。この写真も撮影されています。


日時;2011年2月5日(土)
   午前9時半~
場所;四王寺山県民の森
持参するもの;双眼鏡(8倍以上のもの推奨)、カメラ(8倍ズーム以上が必要)
       飲み物、おやつなど・・・
注意;鷽は野生の鳥ですので、かならずしも遭遇できるとは限りません。
   


2月の行事予定

2011年02月01日 | 記事
例年になく、寒い冬となっておりますが、2月も行事が目白押しです。



○木うそ展示会の準備
日時;2月4日(金)午後1時~
場所;太宰府館2階ギャラリー
持参するもの;各自の木うそ作品

○木うそ展示会
日時;2月5日(土)~28日(金)
   (ただし、9・16・23日水曜日は休館)
   10時~18時
場所;太宰府館2階ギャラリー
料金;無料

○鷽見隊(うそみたい)  
日時;2月5日(土)
   9時半~お昼頃まで
場所;福岡県四王寺県民の森
持参するもの;双眼鏡、カメラ、録音機、おやつなど
注意;現在、太宰府に飛来してきている鷽を観にいきます。
   野鳥の会に所属する保存会員にご案内していただきます。
   野生の鳥なので出逢えるかどうかは運しだいです。
   前日の2月4日に天候を判断した上、最終的な開催を
   決定いたします。(ブログにて開催をお知らせします)

○木うそ絵付体験教室
日時;2月13日(日)
   11時~15時
場所;太宰府館2階木うそ絵付体験教室
料金;1000円(7cmの木うそ)
所要時間;1時間程度

○承天寺別院での下草刈りとマーキング作業
日時;2月20日(日)
   10時~正午頃まで
集合場所;竈門神社駐車場前
持参するもの;下草刈り道具、軍手、飲み物など
※紫字は文化庁の地域伝統文化総合活性化事業の補助対象です。








太宰府市民遺産第1号に認定されました!

2011年01月30日 | 記事
平成23年(2011)1月30日に「太宰府の木うそ」が市民遺産第1号に
認定されました!


午後12時半 太宰府市の中央公民館市民ホール前には紫法被を着た保存会員
が集合し、まずポスターの前に木うそを飾り付け。


どど~んっと5~21㎝までの木うそが並びました。


市民遺産会議に来られた方々が見学されるなか・・・。


太宰府市長もご見学。




市民遺産会議では会長が市民遺産提案の「太宰府の木うそ」について10分ほど
発表を行いました。


会議を経て、午後4時過ぎに無事市民遺産認定式が行われ・・・。


議長の西山先生から認定書が授与されました。




認定された授与書を持って、記念撮影です。保存会の皆様、一日お疲れ様でした。

「太宰府の木うそ」は福岡県知事指定特産民芸品の冠だけではなく、
地元太宰府の市民遺産第1号の認定を受けました。
これからも日々の活動を通じて、木うそが太宰府の顔をして多くの人々に愛され、
親しまれる存在でありますように・・・。




太宰府市民遺産会議が開催されます。

2011年01月29日 | 記事


明日、1月30日(日)に市民遺産会議が中央公民館市民ホールで午後1時半から
開催されます。
http://www.city.dazaifu.fukuoka.jp/bunka_t/keikan_siminisankaigi1.html
詳しい内容は太宰府市のHPをご覧ください。

この市民遺産会議では、事務局に提出登録された認定団体が提案する市民遺産に
ついて会議し、認定作業が行われます。

太宰府木うそ保存会では「太宰府の木うそ」を市民遺産に提案しております。

明日のプレゼンと会議によって、市民遺産に認定される予定です。
会員の方も、市民の方々も、市民遺産に興味のある方々もぜひ、明日市民遺産
会議に参加してみませんか?


太宰府木うそ保存会員は紫法被を着ておりますので、木うそについてなどお気軽
にお声がけくださいませ。