太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

日本の伝統&絶景100に掲載されました。 TRADITIONAL JAPAN

2016年07月18日 | 記事


朝日新聞出版から発行されている”絶景100シリーズ”のひとつ
新刊の「日本の伝統&絶景100」

そのなかの「郷土玩具」ページに太宰府の木うそが紹介されてい
ます。価格は1,400円。

写真満載のどのページから見ても面白い構成になっています。
ぜひ書店に行かれたら、手にとって観てくださいね。
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7月の鷽替神事

2016年07月12日 | 各地のうそ替え

じめじめした暑さの続く7月ですが、夏祭りに合わせて鷽替えが行われる
地域もあります。

太宰府天満宮では夏の天神まつりが7月24日(日)・25日(月)に斎行
されます。浴衣で来られたらいろんな特典もありますよ(^^)
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/info/detail/451

7月最終日曜日
高木神社(福岡県朝倉郡東峰村宝珠山24)鷽替え神事

7月24日
梅安天満宮(福岡県中間市中央1-42)夏まつり・うそ替え神事
登立天満宮(熊本県上天草市大矢野町登立8742‐1) 夏まつり・鷽替え


登立天満宮の夏祭りでは地元小学生によるエイサー踊りが披露され、盛り
上がりを見せます。



催行日時などは各天満宮や神社などにお問い合わせください。
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九重長者原の木うその森の作業2

2016年07月02日 | 木鷽の歴史シリーズ

帰りはうきは市吉井にある金子文夫資料館に寄りました。
ここには金子さんが回収された郷土玩具のコレクションがあり、
大正時代以来の木うそも収蔵されています。
今回は学芸員さんのご厚意で収蔵品を拝見することができました。
古い収蔵品の中には博多の郷土研究家梅林新一さんの旧蔵品も引き継がれていました。


作り手の目線で色々な意見が飛び交い、
吉井の若宮八幡宮で行われていた「はと替え」で使われた
「木鳩」に皆さん興味深々。
なかなか動こうとされませんでした。
「昔の人のほうが相当うまかった!」
などと感心しきりでした。


木鳩は独特の羽上げの形をしています。
こちらは大正時代以来の古い形式のもの


こちらは昭和の新しいスタイルのものだそうです。
吉井町はかつては桶づくりが盛んで、
木鳩は桶づくりの道具が使われていたのだそうです。


帰りには若宮八幡神社に立ち寄り参拝しました。
「木鳩」は途絶えましたがはと替えは福御籤方式で4月3日におこなわれており、
あたりは真鍮製の鳩なのだそうです。

なかなか充実した研修となりました。
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九重長者原の木うその森の作業1

2016年07月01日 | 木うその森

今日は朝から太宰府市のバスを借り切って
大分県九重町長者原にある大分森林管理署が管理する
「木うその森」での作業に出かけました。
会員14名が参加。商工会から1名、市から文化財担当者も1名の全16名でした。


8:45に太宰府を出て、現場に待ち合わせの11:00ジャストに到着。
森林管理署の職員3名の方と一緒に森に入りました。


今回は下草刈りとともに秋に伐採する木の選定もおこないました。


木の太さと高さを測ってテープでマーキングしていきます。


木の幹回りの太さは人の胸の高さでこんな道具で計測します。
約100本を選びました。


木うそにとっては巨木といえる太いものと
太さが足りない幼木が大半で頃合いのものはやや枯渇気味です。
別の場所の確保も考える必要があるようです。


みなさまお疲れ様でした。
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