太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

記事「太宰府の木鷽」

2010年06月29日 | 記事
社報『飛梅』夏号に掲載された記事「太宰府の木鷽」は
見開きページで組まれていて挿図がオールカラーです。
(といっても『飛梅』全体が豪華カラー版なのですが)
柳氏が先に発表した『太宰府学』(太宰府市史資料室発行)
での同名の論文では挿図がモノクロだったので
ご不満だった諸兄には今回の記事のほうが
満足されるものになっているのではないでしょうか?

右ページは江戸時代から昭和までの木鷽の来歴が
至極、簡潔につづられ、木鷽の年代的変遷と系譜が
一つの図版でもって表現されています。

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太宰府天満宮社報「飛梅」夏号発行

2010年06月27日 | 記事
太宰府天満宮社報「飛梅」夏号 第155号が、平成22年6月20日に発行
されました。




「太宰府の木鷽 ~歴史とその系譜~」というタイトルで、江戸~現代までの
木鷽が見開き2Pのカラーで紹介されています。
著者は太宰府木うそ保存会 柳智子氏です。
木鷽400年の歴史を知りたい方は是非、ご一読ください。
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福岡県物産観光展示室の木うそ

2010年06月23日 | 記事

福岡市博多区東公園にある福岡県庁11階には、展望室と物産観光展示室があります。
ぜひ、福岡県庁に行かれた際には寄られてみてくださいね。


広々としたフロアの壁沿いには福岡県を代表する民芸品・工芸品が並んでいます。


福岡県知事指定特産民芸品・工芸品は昭和58年に36品目が指定・登録されました。
(しかし、昨年度このうち4品目が職人や工房の消滅とともに指定解除…)


指定を受けている木うそはそれぞれ9・12・21㎝のものが並べてあります。
しかし、そこに付けられているキャプションの内容が…(困)


太宰府天満宮で新春に行われる「追儺祭」で知られる木彫りの人形で…
「追儺祭」ではなく、「鷽替神事」ですね。
これは「替えましょう」

コメント (4)
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承天寺別院の下草刈り終了

2010年06月20日 | 木のお話
本日、6月20日(第3日曜日)に行った承天寺別院での下草刈りは無事終了
いたしました。
朝10時に竈門神社駐車場に集合し、小雨のなか現地に向かいました。


鬱蒼とした森を草刈り機と人力とで下草を払っていきます。


前回、5月に行った下草刈りの時にマーキングしていたので、見分けがつきやすく
順調に草刈りが進みました。


下草刈りが進むと、鬱蒼とした森に光が差し込み、コシアブラが目立つように
なりました。


お昼には作業を終了いたしました。
皆様、お疲れ様でした。


天に向かって、手のひらを広げたようなコシアブラの葉がそよぎ…
10年後、20年後にはコシアブラの森になりますように。
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木うそ絵付体験がケーブルステーション福岡で放映されました。

2010年06月14日 | 絵付体験
6月13日の木うそ絵付体験の様子は、ケーブルステーション福岡のQテレTime
で放映されました。


木うその絵付の仕方を説明中(^^)


絵付は①赤色→②緑色→③黒色の順に塗って行きます。


絵付中の教室内はとても静かです。筆先に集中!


ケーブルステーション福岡の取材中です。
6月13日の絵付体験は一日ひっきりなしにお客様があり、大盛況でした。
遠くは大阪府茨木市や久留米市からインターネットを観て、来られた方も
おられました。

来月は7月11日(第2日曜日)に開催いたします。
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6月の木うそ絵付体験のご案内

2010年06月11日 | 絵付体験
6月の木うそ絵付体験は通年どおり、第2日曜日に行います。
今回はケーブルテレビの取材が入ることになりました。
太宰府の伝統民芸品の絵付体験をしに、ぜひ家族や友達、
太宰府観光の思い出にお越しくださいませ。

日時  ;6月13日(日)
     AM11:00~PM3:00
場所  ;太宰府館2階の体験教室
木うそサイズ;7cm
体験費用;1000円
所要時間;約1時間
連絡先 ;〒818-0117 
     福岡県太宰府市宰府三丁目2番3号
     太宰府市地域活性化複合施設「太宰府館」
     電話 092‐918‐8700
     ファクス 092‐918‐8701




お待ちしてますv(^^)v
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人吉のきじ馬と花手箱の由来 ~平家落人伝説~

2010年06月05日 | 人吉のきじ車
人吉のきじ馬と花手箱には平家落人伝説が関わっています。




きじ馬の原木は昔は「ホウノキ」で作られていましたが、現在では入手しやすい
「桐の木」を使っています。


木は伐採した後、皮がついたまま一定期間乾燥させた後、使用されます。
ナタで成形し、車のつく部分を加工します。
この部分の加工方法は大工が家を建てる工法に似ていて、木地師の伝統を
受け継ぐものです。この工法を伝承しているのは住岡工房だけです。


車部分は松の木を使っています。
しかし、近年松くい虫の影響で入手が困難になっているそうです。
どこも原木の確保は切実な問題です。


2代目住岡忠嘉さんはきじ馬の伝統技術を伝えるために、絵付体験を教えに
地元の小学校などに出かけられています。
人吉のきじ馬は3代目の後継者が育っていて、末頼もしい限りです(^^)

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人吉花手箱絵付体験 

2010年06月03日 | 人吉のきじ車
人吉のきじ馬に続き、花手箱も絵付してみました。

人吉では毎年2月に行われるえびす市では、「きじ馬」を男の子、
「花手箱」を女の子へのお土産として買って帰るならわしがあり、
古くからこの二つの工芸品が作られていました。


まず、絵付する手箱を選びます。
これは下地に白色を塗ってないタイプです。木目を生かした手箱ができます。


結局、白色が塗られたほうに絵付しました。
きじ馬同様に、まず黄色から塗って行きます。椿の花芯と葉のライン。


次に赤で花弁、緑で葉の順に塗って行きます。
重ね塗りに適したターナーのネオカラーを使用しているので、葉の模様も
綺麗に塗ることができます。


箱の縁を黒く塗り、ようやく出来あがりです。
きじ馬よりも塗るところが多くて、なかなか塗りがいがありますよ。


工房に置かれていた花手箱。
よく見ると、花の数に違いがあるようです。

花手箱もきじ馬同様、体験時間は約1時間で、料金は1000円でした。
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太宰府木うそ保存会総会のご案内

2010年06月01日 | 定例行事
水無月を迎え、紫陽花が咲き誇る季節となりました。
総会の日程が決まりましたので、会員の皆様へお知らせいたします。



日時;平成22年6月10日(木曜日)
   午後6時半~ 
場所;太宰府市商工会館2階

尚、総会後に懇親会を松井にて行います。
当日会費と懇親会費を徴収いたします。
よろしくお願いいたします。

 
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