太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

太宰府木うそ保存会にめでたく10名入会いただきました。

2017年09月11日 | 後継者育成講習会
平成29年9月10日(日)、今日は後継者育成講習会最終日です。
最終日は3日間かけて作った木うその絵付けです。


どんな形であれ、絵付をすれば、記念すべき第1号の木うそができあがります。




ベテラン会員による絵付指導の下、皆さん、しっかりと絵付をされていました。


そして、ずらっと並んだ木うそたち。

太宰府の木うそは約400年近い歴史を経て、まさに木から飛び立たんとする鷽の
姿になりました。
新会員になられた受講生の木うそも、まさに飛び立たんとする勢いです!


最後に太宰府木うそ保存会青柳会長による講評がありました。
年々、会で製作・奉納する木うその数が増加する中、最近では原木の育成・確保が
最大の課題になりつつあります。


今年は12名の受講生の内、めでたく10名の方に入会いただきました。

毎月第2日曜日に太宰府館で行っている木うそ絵付体験教室は、新会員さんたちの
練習の場としても、活用していただいています。
ベテラン会員2名がインストラクターで常駐していますので、道具を持ってご参集
くださいませ。
また、毎月第3日曜日は太宰府市内で原木コシアブラの育成活動をしています。
原木を見てみたい方は奮ってご参加ください。お待ちしています(^^)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木うそ後継者育成講習会2日目を開催しました。

2017年09月03日 | 後継者育成講習会
木うそ後継者育成講習会2日目、平成29年9月3日(日)午後2時。
受講生11名と太宰府木うそ保存会13名が太宰府市商工会2階研修室に参集しました。


例年では講習会初日に木うその歴史や由来についてお話しますが、今回は2日目に広報部鳥
による講義が20分。




その後、吉武理事による木うそ製作の方法について説明がありました。


続いて、大倉副会長による羽上げの実演が行われた後、それぞれが製作に入ります。


あとはひたすら原木を削って、羽を上げていくしかありません。


最大の上達のコツは、作りたい木うそを見つけて、製作者の作り方をひたすら見てマネをすること。
日本の伝統民芸品はマネをすることで伝承されています。
頑張っていきましょう!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする