森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~

2021-02-23 23:55:55 | 海外ドラマ

2月に見たドラマの感想です。(やっと^^)

これはWOWOWで放送されたものを録画して見たのですが、3月1日2日3日とまた放送されるので、ご加入の方はチェックしてみてくださいね。お勧めできる良作でした !!

全9話。

WOWOWの番組紹介の言葉を借りると(いわゆる手抜き)

『フェミニズムが大きく展開した1970年代アメリカ。男女平等憲法修正条項をめぐる賛成派・反対派の激しい戦いを、C・ブランシェットらの豪華競演で描いたミニシリーズ。』となるわけですが、私は知らない事がいっぱいの人なので、フィリス・シュラフリーなる人物を初めて知りました。

この人は、フェミニズムの反対の立場を取り、1970年代男女平等修正条項、通称ERA(The Equal Rights Amendment)とその推進運動に対するネガティブキャンペーンを主導した・・・・・。

女性解放に反対する女性って言うのがいたのかと思うと不思議な気もしますが、彼女たちの主張するものが何だったのかと考えると、全否定などは出来ないものもあり、いろいろ考えさせられる奥深い話でした。

1970年ごろ、私は何をしていたのかなと考えてみたら、ようやくABCを学び、ようやく友と世界の国についての憧れを語りだしたころ。

「私はアメリカ」と友は言い、「私はイギリス」と私が言っていた頃。世界に誰がいて何が起きていたのかなんて、よく分かっていなかったのでした。

そんな程度の私であっても、それでもある事に関しては分かるような気がするのです。それは何かと言ったら、もしもスライドして、こんなフェミニズム運動が日本に入って来ていても(きっと影響された人たちは、動いていたのでは?)、あのころの日本では絶対にダメで、激しく活動する人を、きっと色眼鏡で見て同性が攻撃してしまったのではないかと思います。

だからいまだにこんな程度の日本なのかも知れないのですが、それでもずいぶん変わったのですよ。

折しも森氏のトンデモ発言があって、・・・・・・、って、ここ書いていたら、ドラマの話からメチャクチャ遠くなってしまったので、ちょっと今日は止めておこうと削除しました。

そうなんです。このドラマ、ドラマとしても凄く面白いのですが、やっぱり上にも書いた通り、自分の中の女性史みたいなものを、ついつい思ってしまうような、そんなドラマだったのです。

そして凄く勉強にもなりました。

ちょっとウキペディアにですが、リンクしておきますね。

フィリス・シュラフリー

常に夫を立てている(ふり)をしていたけれど、夫の方もそうとう我慢していたと思います。だけど最後までおしどり夫婦。

グロリア・スタイネム

1971年、彼女は、全国女性政治リーダー会議(National Women’s Political Caucus)のメンバーで、女性行動連盟(Women’s Action Alliance)の創立者でもある。1972年には雑誌「ミズ」(Ms)を創刊。カッコいい。

なんと我が母上よりも一個下。母よ、頑張れよって、意味もなく言いたくなってしまいました。いやいや、1971年ごろ、わが母は子育て真っ最中。どっちかと聞かれたらきっとフィリスの方の集会に出ちゃったと思う・・・・。

シャーリー・チザム

1972年大統領指名候補者予備選挙にアフリカ系アメリカ人であり女性で、民主党から初めて出馬したー。

まったく知らなかった。凄いですね !!

ベラ・アプツーグ

ベティ・フリーダン

しかしみな女優さんたちの、本人たちの再現度が素晴らしいと思いました。

 

 

 

 

 


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