《あと15分で今週の「相棒」17話が始まってしまうわけですが、先週の分を書き忘れていましたので、大急ぎで書いておこうと思います。》と、書き始めたのですが、またその後寝落ち、真夜中に今目覚めました。先週の分は今日書いて、今週の分はまたそのうちに書いてと、何とはなしに遅れがち。でも「相棒」の感想は、過去記事の方が読まれるので(いつも、ありがとうございます。)、長い目で見れば関係がない事になる・・・・・。
いや、この長い目って言うのは、大事な事ですよね。
あのおじさんと少年の友だちだって、長い目で見れば、いつしか少年は大人になり、歳の差などあまり関係が無くなる日が、きっと来るのですから。
先週の「人生ゲーム」、とっても良かったですね。ラスト、思わず泣いてしまいました。
泣き虫なので、泣いた作品が良い作品と言うわけではありませんが、「相棒」で涙が出たのは久しぶりです。
「僕の友達を助けて。」と言った少年の口の周りには、殴られたアザがありました。
だけど少年が勇気を出しておまわりさんに語りたかったのは、自分の境遇ではなく、悪い知り合いに騙されて、悪事の共犯者にされそうになっているオジサンの友だち(今野)の事だったのです。
HPのあらすじの所に「チーム特命係」と言う言葉が出ていました。それに関してイタミンはどう思うのかはさておいて、その「チーム特命係」、フルメンバーで少年の助けに向き合います。
暇か課長、いい感じでしたね。少年の、暴力を振るう義理の父に、はっきりと「虐待は犯罪だ、覚悟していろ!」と言い、少年にも「これからは何もかもうまくいく。」と優しく声を掛ける辺り、良かったですね。
しかし、最初のシーンが、父親の「必要な金は自分で稼いできた。」で始まるので、これは偽装誘拐だと思っていましたが、あの誘拐(わざと)された少年は、もっとイイコなのかと思っていました。ところが(たぶん)、高級な食事を要求したり、今野に暴言を吐くさまを見ていると、あの親にしてこの子ありと言う感じでした。
最後に右京にちょっと叱られはしましたが、この少年と小峰一家の顛末のシーンもみたかったです。なんかそこだけ惜しいような気もしますが、時間切れなのでしょう。仕方がありませんね。
これ、なにげに、その小峰の息子とろくでもない塾講師との友だち関係と、今野と助けを求めた友だち関係の対比になっていたようにも思いました。
今野と少年の友達になっていく様子も良かったし、やはり最後の人生ゲームのボードに書き換えられた言葉が最高でしたね。
「親友が出来る☆100万ドル貰う」
角田が少年に言ったように、きっとほんとうに、何もかもうまくいくと思います。