森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

星の瞬き月の祝福

2024-03-13 02:30:01 | 梢は歌う(日記)

なんだか最近、心が騒めくようなことがいっぱい起きて、それに加えて雑用や楽しいお出掛けが続き、ブログに向き合うことが出来ませんでした。

この先も楽しいお出掛けや、病院などの楽しくないお出掛けなどが続きますので、やはり更新は滞りがちになってしまうと思いますが、とりあえずボチボチ復活しようと思います。

 

2月いっぱいでやっていたお仕事のすべてを辞めました。

 

2月26日が、家でのお仕事の最終日で、そして27日がバイトの最終日でした。

バイト先に行こうとバスを待っている時、私はあることに気がつきました。

それはたぶん、あなた様が思うような感傷みたいなものありません。

つまりその気がついたことと言うのは、

「悔いなし」「未練無し」「寂しさ無し」と言う感覚だったのです。

全く未練も寂しさもなかったのでした。

その時私は思いました。

これがこの日よりも少し前の日のいずれかの時であっても、きっと私はわずかであっても寂しさや未練のようなものを感じたに違いないと。

時が満ちたのだとも思いました。

晴れやかな気持ちで、仕事場に向かった私でした。

 

その日もお仕事は楽しかったです。

私の仕事は、子供たちの勉強のお手伝いをすることでした。

いつも通りに子供たちに声をかけていきました。残念だったのは、その日には学年末テストの結果が出ていなかったことです。

知りたかったです。数学の成績が上がっていたのかどうか。

だけど一人の受験を終えた少女にお礼を言われました。

「ありがとうございました。おかげで数学の・・・・・」

ちょっと嬉しかった私。

 

見返りなど求めずになどと言う聖人ではないのです。きっと私はその「ありがとう」と言う五文字のために、心を込めてこの仕事に向き合ってきたのだと思いました。

気分よく月明りの中を家路に帰る私。

 

その道の途中で、背後が広がっていて車も良く通るので、そんなには危険と言う場所ではないのですが、明かりが途絶える暗い公園の横と言う道があって、そこに来た時、ふと数年前に夫が死にかかって、未亡人になってしまうのかなと悲しく思い、その暗い道を泣きながら歩いたことを思い出しました。

なんだかいろいろな事があったなとしみじみとしました。

 

その日は強風。

見上げると、今年一番と言っていいほどの多くの星が瞬いていました。

最近では近くのものは皆ぼんやりと見えるのですが、元々は目は良い方だったのです。昴レベルの星屑たちも、他の星の光を借りて瞬いていました。

 

星からも月からも、私は祝福されているような気持になり、明るい気持ちで「さあ、次に行こう。」と思ったのでした。

 

 


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