5月は姉妹で旅行に行ったので実家には帰らず、なにげに6月は日程が合わずに、ようやく7月の初めに実家に行くことが出来ました。
実家帰りに私が少々拘るのは、父がまだ生きていた頃に、老いの進んだ両親にわずかばかりでも喜んでもらおうと、月一実家帰りをするという決意をしたからでした。
だけど認知症から来る記憶の喪失の速さを思うと、行く方の負担はもちろんですが、迎える方の家族が母メインではなくなってしまった今は、如何に姉妹と言えどもやはり負担が大きいかもと考えてしまうところです。
それでも「行くね~」ということを姉が母に伝えるだけで、とっても喜んでくれる母がそこに行くと、やっぱり足がどんなに痛くても、そして暑くてヘロヘロしてしまっても、頑張っていこうという気にもなるものですよね。たとえ来たことを翌日忘れられてしまっても・・・・。
母に会いに横浜に行ったという話ですが、いろいろとあったことや思ったことなどを踏まえて、短く分けて書いていくつもりです。
7月6日やっぱり暑くて、ふぅふぅ言いながら歩いていました。
そういう時、気持ちを紛らわすのは美しいと思うものにカメラを向けることですね。
この季節、水辺の風景のキラキラは癒されます。
だけどトップの写真を、姉妹に見せたら、姉が微妙な顔をしました。何かを言いたいが言わないでおこうという、そんな顔です。
でも私には、姉が何を言いたいのか分かっていました。
この日の朝のニュースに、この川のもっと上流の所で子供が一人溺れて亡くなったと流れたからです。
私もカメラを向けた時、やはりちょっとその事を思い出してしまったからなんです。
可哀そうだなぁ、気の毒だなぁ、子供もその家族も。
心の底からそう思い、安らかな眠りを祈るばかりです。
この川の名前は、帷子川(かたびら川)。ちょっと綺麗な名前ですが、私が子供の頃と言うかその後の結婚する頃迄は、2番目と言われていたのですよ。何の2番目かというと、日本で汚染度の高い汚い川ランキングの2番目という不名誉な川だったのです。この辺の事は、耳からの情報どまりですので、少々不確かなところもありますが、おおむね間違ってはいないと思います。
だけどその後の地域の努力が実って、かなり水質は改善されたのだと思います。
子供の頃は、この川はタダの大きなドブだったので、遊ぼうという子供はいなかったと思います。それがところどころに親水公園のようなところも出来るくらいに綺麗になったがゆえに、子供たちに誘惑の手を差し伸べる川になってしまったのでしょうか。
こんなに暑い毎日では、水辺の誘惑には抗えないものがあるかもしれません。
海だって怖いけれど、川だって怖いし、プールだって本当に怖い・・・・
みんなもちょっといろいろと経験してるのではないですか。
ただちょっと運が良かっただけかもというような事もあったかもしれませんよね。
最近では夏の気候も、雨の降り方も変わって来て、昔ながらの知恵ばかりでは乗り切れないこともあると思います。
それでも新しい知識を積み重ね、知恵に変えて生き抜いていきたいものですね。
こんなの初めて見ました。
フウセントウワタですって。
お見苦しくとっ散らかってる感じのマック風景ですが、いつもかなり早くお昼ごはんを食べてしまう母を待たせて、みんなで頂きました。
楽しいひと時でした。
続きます。