森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

GW、小さな旅でも満足💛

2023-05-07 00:24:04 | お出掛け日記

GWのお出かけは「港の見える丘公園」

「港の見える丘公園」の薔薇たちの続きです。

薔薇を見た後、「港の見える丘公園」の見晴らし台から港をしばし眺める我が一行。

ちょっと得意げに、私は

「ほらっ、あそこに『ガンダム』があるのよ。」と息子君たちに説明する私。

これも昨年の秋に来た時に予習済みなんです。

→「煌めく横浜

そのガンダムは、訪れた日の翌日には動いたのですよね。

なんでもドンピシャリの時に来るというのは無理なことですが、見た翌日に、テレビでこのガンダムのことが大きく話題になっていたので、面白く感じていました。

そして私たちは母の待つ実家へと向かいました。

しばし車窓の横浜観光です。

 

下の画像は「港の見える丘公園」のすぐ近くにある「ゲーテ座」。

私などは、「ゲーテ座」と言い切ってしまうわけですが、正しくは「ゲーテ座」は関東大震災で崩壊してしまって、その跡地に今の建物、「岩崎記念館」が建ったのですね。と言っても、それは1980年のことで、意外とその歴史は浅いのですね。(へぇ、そうだったんだ~と今思ってる^^)

しかもこの「ゲーテ座」のことをちょっとリサーチしていたら、

『ゲーテ座の「ゲーテ」の語源は、 詩人のゲーテではなく、英語の「陽気・愉快・快活」という言葉がその命名の由来となっている。』なんですって。

ずっと勘違いしていました。

 

窓越しなので、余計な謎の影が映ってしまいました。

 

 

↓ 外人墓地。ここからでは中が見えないので、分かり辛いかもしれませんね。

↓ そのお向かいにある「山手十番館」。

お食事する人しか2階に案内されないから、このお店をよく知ってるとは言い難いけれど、昔は憧れていたお店。今はサホドです^^

↓ その隣にある「山手資料館」。

ちょうど緑で隠れてしまいました。

↓ そしてマリンタワーです。

もう何十年も上ってないけれど、マリンタワーはやっぱり理由もなく好きです。

 

下からの花の画像は「港の見える丘公園」の、薔薇以外の花たちです。

やっぱり私は、紫の色に惹かれるのでしょうか。

そうして、予定時間よりも10分ほど遅れて実家に着きました。

私の大雑把な予定では、薔薇園散策に1時間、カフェにて1時間でしたが、1時間遅れで公園に着いたので、予定半分の行動になってしまったわけですが、なんだか十分な感じでした。

もちろん母たちとの約束がなかったら、ほかの洋館をウロウロするという案も出てきたと思うのですが、はっきり言って山の手に来たことが「おまけ」なので、さほど遅れずに実家に着くことが出来て良かったと思いました。

 

みんなでお食事をした後、私と姉は、6月に計画している家族イベントの打ち合わせや、姉のマイナポイントの手続きなどで二人で話さなければならないことが一杯でした。

どうせ母はお昼寝タイムかなと思っていたのですが、息子君たちがほったらかしの様に母には感じたのでしょうか。

あっちの部屋で一緒にテレビを見ようと誘っていました。

うちの息子たちも、優しいなと私は思いました。息子たち以外の彼らの従弟たちも、きっと同じような行動をとると私は思いました。誘われればハイハイと付いていくのですから。

それを姉に言うと、「フツー、断らないでしょう。」と言います。

「そうかな。『えっーー、いいよ。』とか『やだよ!』とか言いそうな子供って結構いそうじゃない ?」

 

その後、私たちの代わりに息子たちを接待しなければならないと母は思ったのだと思います。

姉が、いろいろと書類を取りに行くときに部屋を覗くと、母はせっせとプリンを冷蔵庫から持ってきて、息子たちに食べさせていたらしいです。

その後、私たちの分も含めてまたヨーグルトなんかを出してきたので、それはお腹を壊してしまいそうなので私が断ったのです。なんたって車で帰らなくてはならないので、食べすぎは厳禁ですものね。

 

私はこの時、目の前にあるあれやこれやで頭が一杯でしたので、「まあ、そうなの。」ぐらいしか思わなかったのですが、家に帰ってからその時の母の様子が思い出され、なんだか胸がキューンとしました。

テレビを見る習慣がない息子たち。

きっとそれぞれにスマホなんかをいじっていたのでしょう。母の目から見たら、寂し気でつまらなそうにも見えて、どうしたら二人は喜んでくれるのだろうかと一生懸命に考えてくれたのだと思います。

帰るとき、やっぱり寂しそうな顔をしていた母。

でも前におじさんが遊びに来て、楽しく同じ時間を過ごしたというのに、帰ってしばらくすると、来たことすら忘れていたと姉が言っていました。

母は、私たちが三人で遊びに来たことを覚えているかしら。後で姉に聞いてみましょう。

だけど忘れることは、すべてがダメなことではないのではないかと思います。

その「寂しい」を忘れられるならば。

 

実家の庭も薔薇の花盛りでした。

 

そしてまた車窓の風景を楽しみながら帰途に就いたのでした。

 

ルート君、運転お疲れさまでした。

おかげで母は楽しかったです。

彼曰く。

「あぁ~、午前中、ハードだったなぁ。」

 


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