森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

たまには指を折って文字を数えてみた その4

2023-05-22 00:57:14 | 詩、小説

 

欲しいもの

何かと問えば

寂し気に

逆回転の

時計と呟く

 

 

あの時も

この時もまた

気がつかず

無為に過ごした

煌めく時間

 

 

 

君は今

幸せですか

いつだって

心の中で

願っています

 

【母の日の翌日】

言うたらなんだけど、うちのおバカちゃんたち・・・・って誰かと言ったら、おバカ息子ちんたちだけれど、彼らのカレンダーには「母の日」というものがないらしい。

ラッタさんたら、近しい人が自分の母親にプレゼントを送っているのを見て

「うちにはそういう習慣がないから。」などと抜かしたらしい。

なんか腹立つなぁ。

でもこれ、毎年の事なんで、実はあまり気にしてない。

しかしだいたい翌日に会った人なんかは、私の愚痴の餌食になる・・・かもしれない^^

だけど今年は、私と同類項の方で、「まったくねぇ、ふん。」で終わった。

その人と別れて、スーパーの前を通ったら、「母の日」のためのお花がみな半額になっていた。

「半額 !!」

買うでしょう。

半額って言葉に弱いのですもの。

そしてその日の夜、一応、ルート君に嫌味を言ってみる。

「母の日のお花を、自分で買うってどうなの。ああ、可愛そうな私。しくしく」

 

「大丈夫だ。俺は元気で生きている。」と彼がガッツポーズを取る。

それが贈り物だそうだ。

いやな奴だ。

核心をついているだけに。

 

【大きな小人さんが働いていたらしい】

はたから見たら、絶対に怠け者にしか見えないと思うけれど、食事をした後、本当に体が一気にだるくなったり、または気を失うような眠さに襲われて、寝てしまうことが度々ある。

あっ、今書いていて、思ったけれど、これって糖尿予備軍ってことかしら。一族にはその病気の人は誰もいないし、薬の副作用にそれがあって、時々検査するけれど引っかかったことがないから、気にも留めてなかったけれど、明日から意識することにしよう・・・・

その件は、一応置いといて、今日も昼食の後、夕食の後、転寝していた。

そして目が覚めると、いつもキッチンが綺麗に片付いていた。

どうも我が家には、寝ている間に代わりに働いてくれる小人さんがいるらしい。

 

夜の転寝の後、私は言った。

「あのさ、パパ。ありがとうね。」

「うん。」と短く返事をしたパパさんは、ちょっと下を向きニヤッと笑っていた。

 

だから今日の私は幸せです。

 

たまには指を折って文字を数えてみた

たまには指を折って文字を数えてみた その2

たまには指を折って文字を数えてみた その3 《十三夜》

 

 

 


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