先日、姉妹と叔父にあった時に出た話題は、お風呂で寝てしまって溺れかけた事があるかと言うものでした。ほとんどの人が経験ありで、しかもその中の二人は、鼻でお湯を吸い込んでしまって危なかったと言っていました。気絶状態であっても、だいたいそこで目が覚めそうな感じもしますが、そうではないと言う事が数字になって出ていますよね。
交通事故よりも多い数字だなんて、怖い怖い。気を付けなくちゃいけませんよね。
お風呂でうとうとって気持ちが良いような気がしますが、そのままずっと寝っぱなしになっても困りますよね。
と言う事はさておいて・・・・・。
なんだか特命はあの女、遠峰小夜子に振り回されたと言う印象を受けてしまいました。だけど彼女からの話が無かったら、谷岡の死の真相は分からなかったと思うのですよね。
だから良かったんだとは思うのですが、やっぱり、なんだか負けているような気がしました。
だってこれはある意味、彼女の暇つぶし&塀の中からどこまで出来るかの実験。
不愉快な感じですが、彼女が笑ってしまうのも分かります。まさに毒婦。
彼女は顔認識能力の天才ばかりではなく、言葉の二面性を使い分ける巧みな人ですよね。だから詐欺師なんだと思います。
人が色仕掛けだと思うような行為も、彼女が実際にしているのは、正座の足を崩して真珠が出来るまでの事を説明しているだけなのですものね。
だから彼女は堂々と、
「色仕掛けなんかで勧誘してないわ。」と言えちゃうのですよね。
右京が最後に冠城にくぎを刺すじゃないですか。あれは正しいと思いました。冠城なんか、彼女に取り込まれやすそうな気がしますよね。実際、右京がさっと席を立っても、冠城は思わず立ち尽くすかのように次の行動が鈍っていましたよね。
いつか起きている犯罪について意見なんかを聞きに行っちゃったりして・・・・・・。
それじゃ、「羊たちの沈黙」のハンニバルじゃない。
いや、それとも映画「踊る大捜査線」の小泉今日子 ?
とにかく遠峰小夜子はまた出てきそうですよね。
しかし・・・・私は学者さんの奥さんに、なんとなく同情しちゃいますよ。
夫を殺してしまって、転職をして良い暮らしが出来たかもしれない事を水の泡にしてしまった。それはなんて愚かなとは普通に思います。
だけどレシートを見つけて、殺すぐらいだったら問い詰めてみれば良かったのにと言うけれど、長い二人の年月が、それを出来ないものにしてしまったのですよ。
普通の会話もねぎらいの言葉も、ささやかな贈り物のないような長い年月が。
だいたい転職だって、自分の未来のためのもので、その時妻の事を考えていたか微妙だと思いました。ちゃんと決まるまで言えなかったのではと言うのは、今となっては分からないと言う部分で、なんとでも言えるのですよね。
どちらにしても、「自分〈 愛人」と言う扱いが判明しても、だいたいは殺さない妻で世の中は成り立っていると思いますよ。
それでも世の男性の皆様。
お食事の後は、「ああ、美味しかった。」と言うのですよ。それが、少々の事があったとしてもお風呂にドライアイスなんかを仕込まれないポイントだと思います。^^;