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仏教による死者供養は、キリスト教を禁止するため

2011年11月29日 | 日記

 今日は、近所の人が亡くなられ、葬式の手伝い(受付)をした。仏教の葬式であった。なぜほとんどが仏教だろうか。その原因は、キリスト教を禁止する為に、設けられた制度にあった。明治になり信教の自由が保障され、キリスト教などでも葬式ができるようになったが、今もって仏教での葬式が通例となっている。残念に思う。

 1640年、宗門改めと檀家制度、寺請証文、法事と仏壇を家々に設置させたこと。

寛永17年(1640)幕府は宗門改めを厳重にし、全国民をどこかの寺の檀家になるよう義務づけた。寺ごとに宗門人別帳を提出させ、疑わしい者に対しては寺側から、「当寺の檀家に相違ない」という寺請け証文を出させた。そして葬式や法事を檀那寺の僧がやることを義務づけ、盆には、檀那寺の僧が檀家まわりをして仏壇や棚経(たなぎょう)のあることを確認させた。

 仏教による死者供養を制度化したこと。

仏教による死者供養を制度化したのは、江戸幕府である。これはキリスト教禁止のための手段であったが、神官や廃仏論者にまで、死ぬと仏教による葬式が義務づけられていた。これらはすべて徳川幕府の為したことである。そしてこれらは、カトリック・キリスト教を禁止するための手段であった。小池長之著「日本宗教ものしり100」より