
このような言葉に大変弱いわたくしは、「文化の日」に何かの寄り道をと考えました。
隣街で開催されている人気の絵画展に行き先を決めました。
「明石文化博物館・ジュディオング倩玉(せいぎょく)・木版画の世界展」


芸能界の中には絵がお上手な方が多いと聞きます。
ジュデイさんの作品も、独特の世界観があり立派なものでした。
芸能人と言う枠を外してもいいように思う力作揃いです。
道草する楽しみが文化なら、わたくしの生活は文化から非常に遠いものです。
「そんなに先を急がなくても、いっぱい道草をして行きたいね」とJと話しました。
この博物館を少し南に下ると、明石の台所「魚の棚市場」があります。
道草をする事にしました。
生ダコ、茹でダコ、干物ダコ、可愛いタコがいっぱいいます。

このタコを使った明石焼きの店は相変わらず行列が出来ています。
ソースではなく、だし汁に付けて食べる柔らかいたこ焼きです。
そぞろ歩いて、跳ねているツバサを二匹、アジをひと山買いました。
ギョッ。紀州産・優・2L・10k・千円。安ッ!
魚屋通りのミカンが、片肌脱いで誘い掛けます。
しっかり者のJは、先にひと山百円を買ってその場で味見。
通りがかりのおじいさんが、「甘いか?」と尋ねられます。
輪を掛けて人なつっこい夫は「甘いですわぁ!」
店のお姉さんの顔がほころびます。その場で一箱ゲットしました。

「○ちゃんもほら!」 「ええっ?・・・あ甘ッ!」
寄り道、道草、微文化ゴロゴロ・・・ミカン色した秋の一日。


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