きりのBurning Spirit

2022年4月17日かすみがうらマラソンで約9年半ぶりのサブ55を達成。今シーズンこそ悲願のベスト更新へ・・・

大田原2018の振り返り最終回

2018-11-28 22:54:01 | 大田原マラソン
11/28(水)

今回は、あまりの撃沈ぶりに茫然自失、結果を受け止めきれず、落ち込みまくってました。

しかし、もう大丈夫。しっかり今回の結論が見えたから。

確かにこの秋一番の強風と言っても過言ではない強風に翻弄されたのは一つあります。

しかし、前半がオーバーペースで、足が売り切れたことによる失速、撃沈の影響も間違いなくありました。

だって、いくら強風だって、足が残っていればせいぜい5分以下で走れそうなもんだし、実際35キロからゴールまでキロ6分台でしたから、明らかな撃沈です。走ってる時は、足の感覚が無いことに故障懸念で動揺はしてましたが、振り返ってみれば、それはオーバーペースによる足の悲鳴以外の何物でもなかったでしょう。

と言うわけで、マラソン大会本番特有のアドレナリンで、前半突っ込みすぎて、後半大きく撃沈してしまうと言う、いわゆるマラソン初心者レベルの大きなミスをしてしまったと言うのが今回の結論です。

久々にやってしまいました大失敗。

まぁ、終わってしまったことはしょうがない。前を向いて次の勝田へ向けて再スタートです!

で、本日は、時間ができたのでジョグしました。

やはり走ってみると、大田原でいきなりのランニングフォームで作ったダメージが大きく残っています。この部位はこれまであまりダメージ受けないところですから、大田原当日にいきなり練習でやってなかったフォームをやってしまったと言うことでしょう。



ダメージが消えてきたら、また勝田へ向けて、スピードトレーニングやペース走をやっていきたいと思います。


今月の走行距離 249キロ

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大田原後、どん底からの脱出の手がかりか?

2018-11-26 22:28:32 | 大田原マラソン
11/26(月)

本日も朝から茫然自失を引きずったまま、あの強風が無ければ・・・いや、自然の力にはかなわないんだから・・・のループ思考が延々と続いたまま。

むしろ、ますます悲しくなってくるばかり・・・

いったい出口はあるのか?と途方に暮れたままでした。

~~~~~~~~~~~~~~~

家に帰り、昨日まで体調の悪かった息子が今日は復活。学校のマラソン大会と今週末の千葉マリンマラソンのために、約1週間ぶりにランニングのお付き合い。

大田原のダメージは意外にも抜けつつあるが、太ももの後ろと言う「珍しい部位の筋肉痛」で、しっかりストレッチしてからやりましたが、めちゃくちゃ「イテテテ」だった。

1K6:10

これが大田原後の再開ラン。

そのままマイコースを1周ジョグ(5.54K、キロ5:39 トータル約31分)

大田原を思い出しながら、その時のランニングフォームのまま走った。

そこで右足の異変に気付く。

またしても大田原本番で「右足の感覚が無くなった」初期症状のシビレが再現したのを確認。

そして太ももの後ろにビシビシと響くのを確認。

ここで、これらの兆候が、全て結合し、ある仮説が頭でひらめいた!

どうやら、大田原本番でキロ4:06-8のランニングフォームにたどりつき、巡航状態にうまくセットしたと思ってたのは、練習でもやったことの無い、お初のフォームだったのではないか?いやいや、呼吸も穏やかにマラソンペースとして走りこなしてたじゃないかと思ってたが、大会特有のアドレナリンでそうなっていただけと言う可能性が高い。

ランニングフォームを変えると言うのは、確かにハーフ程度だったら問題ないであろう。30K走でも何とかなるかもしれないが、フルマラソンとあらば、話は別だ。

それで、悲鳴を上げた足は、だんだん感覚が無くなるほどのシビレと言う反応を返したのではないか。

そして、30K以降の無様な撃沈につながったのではないか。

そうだとしたら、このレベルのミスは、フルマラソン3回目のかすみがうらでやらかしていたフルマラソン初心者時代のミスと同じ。同じくハーフまでキロ4分近いオーバーペースで、エネルギー切れで後半はひどい撃沈と言う内容だったもの。

強風は強風で撃沈要素の一つであったのは間違いないが、それが無かったとしても撃沈していた説が濃厚のような気がしてきた。

うむ、やっと今回の気持ちの低空飛行からの出口が見えてきたような気がする。

これでやっと次を見据えた、頭の切り替えにつなげていけるかもしれない。

これで、大田原の気持ちの整理をつけて、次へ向かう思考に整えて行ければと思う。


本日トータル 6.5キロ

今月の走行距離 238キロ

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大田原マラソン2018振り返り

2018-11-25 14:26:33 | 大田原マラソン
11/23(金・祝)

先日、大会後に【残念報】を出してから約二日。何か気持ちが吹っ切れて、前向き記事に書くことができるかな?と、昨日も1日過ごしてましたが、何も変わりませんでした。ここから稀に見る重苦しいレポートが始まりますので、そんな気分じゃない方は読み飛ばし下さい!(泣)

もう自然の力にちっぽけな人間が何もかなわないことなんてよくわかってますから、強風に対して恨んでもしょうがありません。

そして、自分でも何かを変えられたか?もう少し戦い方でどうにかできたのか?とも考えましたが、どうしたってあの猛烈な向かい風にはどうすることもできなかったでしょう。

それでもその強風に抗える走力を身につけられたんじゃないか?とも少ない可能性も考えてみましたが、やはりどうにも無理そうです。

結局、6月の東京喜多マラソンから、苦しい故障の期間も乗り越え、サブ55を目指して全力を尽くしてきた努力は、立ちはだかる強風の前にどうすることもできずむなしく散っていってしまったことに茫然自失、こんな堂々巡りの考えばかりが頭の中をループ、落ち込んだ気持ちをどうすることもできない自分がいます。

比較的メンタルは強い方の自分ではありますが、珍しく気持ちが重~く沈んだまま、回復の兆しすらなく、きっかけもつかめません。

なんだか、自分でも情けないですが、これが今の正直な気持ちです。

あ~あ、本当に残念でした。でも、しょうがないんです、あんな強風にはどうすることもできなかったのですから。

でも、タラレバの話しにもなってしまいますが、たとえ、向かい風が無かったとしても、もしかしたら35K以降、脚が力尽きて失速、撃沈してしまったような気もします。なんせ追い風と言ってもキロ4:04~6を連発してしまい、当時は楽に走れていたと思ってましたが、24Kで向かい風に合う前に既に足が疲労しはじめてるのを感じてましたから。あの感覚は、いつもなら30Kから35K位の疲労度に達してたかもしれなかったからです。

だからこそ30K位で右足の感覚が無くなりつつあり、35Kで左足の感覚も無くなり、DNFして収容車に駆け込もうと思うほどでしたから。更に、35Kまで何とか走れていたとしても、35K以降の上り坂の連発の前で屈してしまうことも容易に想像できたからです。

でも、これもタラレバの話しで、やってみなきゃわからない話しです。

と、まぁ~今回の振り返りは、ほぼこんな感じです。

では、もう少しだけ時計の針を巻き戻して振り返ってみましょうか。

今回、大田原マラソン、初めて挑んだ大会でした。

通常、マラソン大会と言えば日曜でしたが、今回は金曜祝日と言うことで、直前の調整が前倒しになる点が少し変わりましたが、いつもどおりの調整で順調に行きました。

そして、いつもは2日前に行きつけのマッサージに行ってましたが、職場が変わった関係で今回は馴染みの先生にお世話になることが出来なくなってしまったものの、それなりに自分でリカバー出来たとようなので、そこも問題なし。

しかし、前の晩、天気予報で「明日は木枯らし1号になる可能性が強く、風も強くなることが予想されてます」とあり、その時点でこれはマイナス要素だな~と。

スタート時も既に、競技場にくまなく掲げられたノボリやポールの国旗はバタバタとたなびいていて、もうそこではどうにもなりませんし、こんなんで戦意喪失なんかはしません。もちろん、やる気と気合はみなぎり、「いつでもスタートの合図よ来い!」と戦闘態勢は万全でした。

スタートから順調に1Kごとのラップを積み上げ、10K前でも向かい風区間は数百mあったものの、多くが追い風が多く、追い風の力を利用して1秒でも多く貯金を増やしていきました。

7K以降は、とうとうハーフ中間まで続く下り坂のスタートでした。でも、高低表ほどに下りの実感はなく、後半も同じくらいの傾斜なので、そこまで意識する必要も無いかなという感じでした。

それより、追い風の方が大きな要素で、結構背中を押されてラップを稼ぐことの方が多かったです。

また、横風の時は近くのランナーのゼッケンが「バタバタバタ」とたなびくことが特徴で、こういう横風も結構ありました。

しかし、24Kのラップを刻んだ後、壁のような向かい風が出現、しかも途切れ目がありませんでした。これでみるみるうちに走るエネルギーを奪われたようです。無駄に体力を消耗しないよう最適解を探しながらのランニングでも、この時点で多くのランナーに抜かれていましたから、向かい風の耐性は弱いんでしょうね。

この後は、ラップ表を見ながら振り返ります。



ラップ表を見てみると、32Kと33Kが大きな分岐点になるようです。32Kまで脈拍が181で限界ライン、その後、力が尽きたようにキロ4:47から5:10にラップを落とし、そこからラップと脈拍がどんどん落ちてます。

ちょうどこのあたりで足が痛くて故障しそうな気配も感じ、ギブアップするか悩んでたところでした。

35Kのラップは6:28と、ここでは収容車を探しながらでしたが、見つからず、収容してもらえそうにもなく、諦めて、両足首をグルグルしたり、アキレス腱伸ばしをしたり、感覚の無くなった足に血を巡らせてどうにか自己解決しようとしたところでした。

それで走ってみると、少し感覚が戻ったので、目標を完走に修正しつつ走り始めたところです。

で、感覚がまた無くなっては、両足首をグルグルをして、走りなおすこと2~3回。

このころは、後ろからのランナーにひたすら抜かれるだけ。この撃沈した時の何もなすすべも無く抜かれるのは、フルマラソンを始めてから数回の頃、よくあることでしたが、こほど惨めな気持ちになることはありませんね。

悔しくて、悔しくてどうにもならない自分への怒りは、見て見ぬ振りをしないとやりすごせなくて、今思い出しても本当に惨めなことです。こんなことにならないよう頑張ってトレーニングしてきたのですが、ある意味、初心を思い出させてくれる出来事でした。

でも、抜かれてもどうにもできないのも承知、こっちは足も故障しちゃうんじゃないかと言う手負いの身であったことは少し悔しさを緩和してくれてたかもしれません。

そして、ラップ41は、6:33になってますね、これはたぶんラストの猛烈な坂だったかもしれませんね。これは、フルのラストに、これは無いんじゃないの?って過酷な坂でした。これは、いくら順調に来たとしても、ラップはキロ4:40位は覚悟の坂だったと思います。

この頃は、撃沈後の足のダメージだけでなく、寒さも非常に身に応えてました。こんなにボロボロになっても、まだまだ向かい風の強風にいじめられ続けるのか?と、ダメージと寒さで見も心もすさみまくり。とにかくゴールして温まりたいと言う動機だけが、ゴールへのエネルギー源でした。

そして、何の歓喜もない3:17台と言うゴールタイム。そこから気持ちの低空飛行の始まりと言うわけでした。

全てをさらけ出して書きましたが、何とも重苦しく、気が重くなるような振り返りになってしまい、読んで気持ちを重くさせてしまったら申し訳ありませんでした。

ま、ここからどうするか、まだ何も見えてませんが、たぶん見えてくる結論は一つしかないのはわかりきっています。ただ、今の時点でそこまで行くことは難しいので、当分は今回の疲れを癒したいと思います。

足のダメージも、前回の東京喜多、前々回の古河はなももの比較的軽かったダメージとは違い、その時よりは重めのダメージで、ランニング再開は慎重に見極めたいと思います。昨日、階段を降りるとき、ちょっと膝につらい痛みを感じた時もありましたので。

さて、来週の日曜は、千葉マリンマラソンです。たぶん多くの方が参加されると思いますので、参加される方は、その時にお会いできるのを楽しみにしてます。ただ、ぼくが参加するのはファミリーの部2Kですが・・・(汗)今回は、家族サービスに徹しますので、参加される皆さんの健闘を祈ってます!

では、長々と暗い振り返り、失礼致しました。


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【残念報】大田原マラソン

2018-11-23 14:23:03 | 大田原マラソン


24キロ位から猛烈な向かい風に泣かされ、30キロ過ぎには右足の感覚無くなり35キロで本気でDNFも考えた。更に39~40では左足の感覚も無くなりつつあったけど何とか走りきれた。

風に泣かされまくりの非常にタフなレースでした。

今帰途ついてますが、足故障すんじゃないかと思ったからDNFしようと思ったけど、そこまでではなかったようです。単に前半で飛ばしすぎたせいかも。

残念な結果で何だかね~「あ~あっ・・・」と、すっきりしない感じで帰宅中。

次頑張ります。

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大田原マラソン、レースプラン

2018-11-20 22:20:27 | 大田原マラソン
結論から申し上げますと、そんな立派なレースプランなぞ無く、最後は「強い気持ちの粘りなんじゃー」と、根性論のみ・・・なぁ~んていうのも、確かにそれはそれでありますが、さすがにそれも2行で終わってしまうので、もう少し続けてみますか。

なんと言っても、大田原マラソンの高低図を見ると、見るだけでゲンナリしてくる過酷なコースであることがよくわかります。



ま、ある意味、中間地点がすり鉢の谷と言うわかりやすいコースではありますが、大田原を走ることにしてから、このエグイコースをどう攻略するか?と言うのが最大のテーマでした。

毎年、スーパーフラットなつくばマラソンで勝負していて、それでもラスト5Kは、止まりそうな足に何とかムチを打って、気持ちで完走すると言うことをやってきたわけですから、こんな上りが最後に来たら、そりゃひとたまりも無いので、マジでどうすんだ?と頭を悩ませてました。

結局、いかに前半を抑えて、後半に余力を残すかと言うことと、前半の下りでどれだけタイムを稼いで、後半でその貯金をどう消費するかしか無いと思います。

マイコースでも痛いほどよくわかってるのが、坂のラップタイムへの影響です。

下り:マイナス1~2秒
上り:プラス 3~5秒

なので、いくら下りで稼いでも、上りでそれ以上にタイムを食ってしまいます。

だから、上りと下りがイコールでも、上りでのタイムロスが大きく影響して、例年つくばで走ってる経験からはトータルタイムもどうなるかが、全く予想できません。

なので、今回はなかなか厳しいタイムになるのではないかと。少なくとも3月の古河はなももでのセカンドベスト2:56:30を切りたいことろですがど、なかなか難しいのかもしれませんね。本当はサブ55への手ごたえをつかみたいところなのですが・・・

なので、やはり、今回のテーマは、いつも以上に「気合と根性、そして最後の粘り」が、キーポイントになるのではないかと。あ、結局最初の結論に戻ってしまいました(笑)

あとは、大田原マラソンの公式サイトにコース動画もあるので、それ見ながらよくコースのイメージをつかもうと思います!

と言うわけで、この記事を最後に次回は速報タイムか、もしかして時間があれば、もう1回更新するかもしれません。

では!

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