こんにちは。
つくばマラソン走ってきました。今回は、速報上げられませんでした。ここでお察しのとおり、残念な結果だったもので、速報の気力が出なかったというわけです。
その残念な結果は、こちらです。
レースは、今度こそ悲願の10年振り自己ベスト更新を目標にスタートしましたが、嫌な予感はちらちら頭によぎっていましたが、全くその予感は現実のものとなってしまいました。
セカンドベストを更新したレース前の調整をなぞっていたものの、なんとなく疲労感が抜けきらないかもと言う感覚はしていました。実際、きちんと疲労抜きが出来た時の良い状態のコンディションより、レース中の疲労感の押し寄せが10キロ位早かった感覚でした。
具体的には、ハーフを越えた時点で、本来なら余裕をたっぷり残した状態であるべきなのに、結構な疲労感がのしかかっていました。
実際、このラップ表のとおり27K以降、キロ4分一桁ペースから転落。32キロと34キロで、目標ペース近くに戻したかに見えたものの、37キロ以降は、完全に足が動かず失速、撃沈と言うありさまでした。
残念でした。
それから、8月19日以来、毎日練習を皆勤賞でやってきましたが、ちょっと気持ちが滅入ってしまい、レース後、走るモチベーションも無くなってしまいました。いわゆる、燃え尽き症候群でしょうか。
実際、レース中、37キロ以降、失速した中で、「走りたいとは思っても、42キロってちょっと長すぎるでしょ。何もこんなに走らなくても・・・」と、マラソンを走る気持ちも無くなってました。何とかゴールはしましたが。
昔を思い出せば、「フルを走り切るって、めちゃくちゃきついけど、これをやり切った時の感動は何にも代えがたき感動だよなぁ」と言う感覚でしたが、もうそんな気持ちはどこへやら・・・
そんな状態で、今回は1週間まるまる休んでました。次走る時は、本当に走りたいと思った時にしようとしたわけです。
そんな時に、なぜ、今回の失速につながったか?と言う分析は考えてました。
まずは、毎日練習してしまったことで、持久力は付いたものの、スピード練習が出来なかったことが1つの原因。
レース直前の5.6キロガチ走での平均ラップがキロ3:54でした。これは前回のかすみがうら前の3:50から4秒遅れ。ちょっと遡れば3:45位でした。これでは、キロ4:08で走るのに余裕が無いのは明らか。
それから、毎日練習してしまったことで、30キロ走をレースペースできちんと練習できなかったこと。これも大きな原因です。
と言うわけで、今回は、毎日練習してしまったことで、常に疲労状態で、持久力に比重が高い練習となってしまい、レースペースのロング走が出来なかったのが良く無かったというわけです。
ちょうど、燃え尽き症候群から脱出するきっかけをくれたのが、日本経済新聞に昨日掲載されたプロトレイルランナーの鏑木選手のコラムでした。自身の体験談をもとに、コロナの後遺症で月間走行距離が普段の5分の1以下、100キロも到達しなかった時でも、負荷の高い練習に特化したことで、思いの他、よく走れたことを紹介してました。更に、「日本人は真面目で几帳面な傾向が強く、毎日、同じ練習を積み上げて、月間走行距離を見て自分の練習を評価する傾向があり、それが出来ないのが良くないと考えてしまう」とありました。まさに、今回の私がこれ。
確かに毎日走って、持久力が備わって38キロ以降も失速せずに力強く走れた成功体験もありました。しかし、この持久力練習とスピード練習と言う2つのバランスをどうするか?と言うのは、いつでも重要なテーマとなります。
正直、毎日走るって変わりばえしない練習で、思考停止していたのかものかもしれません。
と言う鏑木選手の貴重なお言葉をこれ以上ないタイミングでいただけたことで、気持ちが少し戻ってきて、日曜以来の本日、1週間ぶりにランニングを再開することができました。
そして、これからは毎日走るのは止めて、長らく私の練習ペースだった1週間の3日無いし、4日練習に戻して、当面、スピード強化に比重を傾けようかと思ってます。距離もいいですが、私はやはり自分の限界スピードで走るのに喜びを感じる傾向が強いので。
いや~やっぱり、フルマラソンを走るのって難しいですね。好記録を毎回続けるのってすごく難しくて、良い結果の次は悪い結果、反省してリベンジの繰り返しになる傾向があります。あ、これ、詰めがイマイチの私のことですね。なかなか学習能力と詰めが悪いもので、これを改善して、失敗は無くして、毎度、そこそこ走れたらいいんですけどね~
それでも、1つ良かったことは、故障無しで走り切れたことですかね。これには感謝です。ストレッチとマッサージのコンディション管理は出来たのかもしれません。
と言うわけで、つくばマラソン2022の振り返りは以上です。
まだまだマラソンシーズンはこれからです!
皆さんのナイスランを祈ってます!
それではまた!