きりのBurning Spirit

2022年4月17日かすみがうらマラソンで約9年半ぶりのサブ55を達成。今シーズンこそ悲願のベスト更新へ・・・

金沢マラソン2021おまけ

2021-11-07 10:16:02 | 金沢マラソン
前回、レースのことは書きましたが、備忘録として失敗談とアップしてなかった直前の練習を書いておきます。

まず、当日朝のスタート時刻は把握していたものの、遡って会場入り時間、朝食時間のプランがきちんとできていなかったことです。今回は、会場行きシャトルバスの場所まで徒歩5分で油断していたこともありますが、前日の受付でシャトルバスの時間枠指定のバスチケットを購入、6:30-6:50に整列するチケットを購入しました。この時間は整列時間にちょうど良かったのですが、受付後、ホテルのチェックインをして、朝食スタートが6:30ということを思い出しました。これではいくら朝食を駆け込んでも、トイレ完了まで考えると完全にプランミス。

夕食を済ませて、あとは風呂入って寝るだけのつもりが、またフロントに行って、朝食をキャンセルして、更にまた駅のコンビニまで行って朝食を調達する羽目になりました。

朝食はバイキングなのでたらふく食べられるつもりが、コンビニで選ぶとなると、これが少し難しい。そして買ったのが、ビーフカレーとチャーハン大盛りとカット済みのパイナップルでした。

これを朝5時に起きてホテルの電子レンジで温めて食べるということをやりました。これは、過去のレースを振り返っても経験がなく、量が合ってるかも不安がありましたが、結果的に、量はOKでレース終了後、1時間で空腹になるというちょうどいい状態でした。これまでは少し食べ過ぎて苦しいことが多かったのですが、初めて朝食の量は成功でした。ただ、朝の行動計画はきちんと考えないといかんな~と言う反省でした。

それから、前日の朝食の買い物後に遡り、この買い物ロスタイム後、やっと風呂に入って、寝るのですが、この時間が遅くなって睡眠時間確保に少し不安の状態。更にここから参ったのが、枕が過去に無いほど最悪なもので、まるでバランスボールに乗っかってバランスを取ってるような感覚。枕の役割を全く果たしていません。あれこれ試行錯誤して眠ろうとするも、意識がうっすらある状態がずっと続いてしまう。で、枕を外して眠るのですが、これもイマイチ。

結局、あまり良く寝れたと言えず、かなり残念な事件になってしまい、金曜夜の寝貯めでレースを乗り切ったようなものでした。後でわかったことですが、フロントに言えば低反発枕を借りることができたようで、眠り慣れた自分の枕以外で寝る際は、一度、寝てみて枕を確かめるべきと学びました。

さて、レース前の練習ですが、これまで鉄板の仕上げは、火曜日にマイコース1周5.6Kを全力で走ることでしたが、ちょっと変えてみました。なんせ、スピードアップが間に合ってなかったこともあり、疲労を貯めないような内容で、水曜、木曜まで引っ張りました。結果的にはこれが良かったようで本番でのサブ3ペースがしっかり作れたことにつながったようです。






この内容なら疲労が溜まらないことがわかったので、次回もこの仕上げパターンを使おうかと思ってます。

それから最後にシューズのこと。私は、これまでどおり、私の持ってる中の最新シューズであるTartherZeal6で走りました。で、私がいたDブロックの回りを見回すと、な、なんと、ほぼ厚底シューズで驚きました!私の予想では7割か8割程度かなと思ってましたが、ここまで厚底化が進んでいるとは・・・私以外に厚底以外のシューズを探しても皆無の状況で、確か1人いたかいないかというところ。

先日スポーツショップで見ましたが、やはり価格が高いし、その適応フォームを探すのも手間がかかりそうなので、すでに走り方を確立している私としてはこのままターサーで、しかも、1年2年落ちでも価格の安さ優先で調達できるのがいいかな。いや~それにしても驚きました。

これで金沢マラソンネタは終了。

次回以降、トレーニング再開へ向けた内容に移ります。


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金沢マラソン2021振り返り

2021-11-03 14:44:11 | 金沢マラソン
金沢マラソンが終わって、本日水曜、ダメージも少し軽くなってきたので、さっそく走ってみるかなと走ってみたら右足太もも裏に張りがあったのと、足首も少し違和感があるので、3K16分でやめておきました。ま、再開はのんびり焦らずで。

さて、振り返りと行きたいところですが、今回は先週の練習模様や大会前のレースプラン記事の書く時間がなく、いきなり大会速報記録となってしまいました。

と言うのは、今回は息子も一緒に行きたいということで、せっかくの息子との二人旅なのでそれを優先、なので道中も自分の時間とはなりませんのでこんな状況でした。

それから、少し前、「都合により夜の練習を飛ばして翌朝に走る」なんて書いたこともありましたが、実は、走ったり、野球中継に取りつかれてたことで、いや、実際かなり好き勝手なことをしてたため、お叱りも受けていたこともあって、自分のやりたいことの優先順位を見直ししなければならないことがありました。

と言うわけで、いきなりぶっちゃけ話となりましたが、また時間が無くなるのでささっとポイントを。

では、まずは大会のラップから。


まず、スタートから結構いいスピードが出てしまいましたが、それを抑えるのが今回難しかった。すぐ後ろにサブ3ペーサー集団がいましたので、一応サブ3を目指すためにも、その前にいたのですが、これが結構ペースが速い。この前にいると落ち着かずマイペースをつかめなかったのと、オーバーペースにもなってしまうので、早々にやりすごしました。

今回は4:13で行こうと思いましたが、4:08になったり4:15オーバになったり、更には過去に無いほど汗をかいてしまい、どうもこれだというペースを見つけられなくて、やっとキロ4:11に落ち着いたのが14キロ位で、今回の心地よいペースをやっと見つけられたという感覚でした。

この調子で、ハーフを越えて、30Kまで行ければいいなぁ~というプランで走ってましたが、そのキロ4:11が順調に続いたので、「やっぱり、金沢マラソンって自分と相性いいかも」と思いながら走ってました。

しかし30Kが目の前に迫るところで、とうとう足に疲労を感じ始め、「ここでとうとう練習不足の現実が来たか」と、腹をくくり始めました。やはり、今回、30K走はおろか、ハーフだって走ってませんでしたから、「所詮、ここが限界か」と自分で決めつけたところがありました。

そして、ゾンビランになって、タイムロスして3:05オーバになるよりは、ペースを落として3:05以内でまとめる方が得策かなと思い、無理してペースを維持しようとしなかったのが29Kから34Kまででした。

しかし、35Kで転機が訪れます。近くを走っていた金沢マラソン2019優勝のサブ3ペーサー、吉田香織さんが「まだまだサブ3行けるよ、頑張って」という掛け声を回りのランナーに声掛けしてくれたことで、目を覚ましてくれた感覚。そこから、自然とフォームが前傾になると、疲労で動けなかった足がウソのように、走れるようになってしまい、そこから怒涛のラストスパートが始まりました。

そのスパートが1キロ、1キロとキロ4分一桁を刻むことで、本当にサブ3行けるかもと、完全に頭が切り替わり必死で走ります。ただ、さすがに38キロ、39キロあたりは相当きつくなり、40キロからはもうきつくて、きつくて。まさにこれがフルマラソンの最後のきつさだなぁ~と思い出しました。

あと2キロ、あと1キロの看板も文字以上に重く感じられ、最後の1キロは本当にきつかった。

そして、競技場に入れば残り150mほどですが、そこで会場のアナウンサーが、「サブ3まであと少し、残り20秒、・・・・15秒・・・」とカウントダウンしているじゃないですか、もう、そこから必死のダッシュ、何とかサブ3までに駆け込みゴールを達成。

改めてラップ表を見てみると、40キロ、41キロのラップは、必死に走っていたもののサブ3タイムを大きく割り込んでいて、本当に間に合ってくれて良かった。でも、まさか本当にサブ3で走り切れるとはと言う感覚。

振り返れば、セカンドベストを叩き出した前回の金沢マラソン2019の時も9月のほぼ毎日のランニングがフルマラソンでも最後までペース維持で走り切る原動力となりましたが、今回もそれが活きました。

これは大会2ヶ月前からの定番メニューにしようと思います。が、なかなか毎日は厳しい。今回、在宅勤務と言う通勤時間ロスが無い環境のおかげだったわけで、これが続くかどうかもありますし。

そして、先ほど、記録証をダウンロードしたところ、公式タイムは2:59:53でスタートロスが16秒なので、ネットタイムは2:59:37秒ということです。

さて、今回はこうしてサブ3返り咲きとなりましたが、次のレース、3月の東京マラソンは、11回目の正直となる初当選、間違いなく私のマラソン人生の中でもハイライトとなること必至のレースです。次は、満を持して、サブ55を狙うべく、スピードアップ、30キロ走の実施と準備をしっかりしたうえで挑みたいと思います。

最後に、こんな緊急事態宣言明けで、コロナ禍の不安がある中、よくぞこれだけの素晴らしい大会を開催してくれたことに感謝したいと思います。

感染対策としては、1週間前からの体温チェック、ランナーなり代わり防止の腕へのタグ付け、消毒薬配備数の多さ、ゴール後のマスク配布と、あちこちにコストがかかってることがうかがえますが、これがアフターコロナでの大会のあるべき姿を立派に示してくれたと思います。

そして、いつもと変わらずの大変多くのボランティアの皆様には、感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。

今回、大規模大会が成功したことで、このまま、感染対策しながらの大会開催が続いてくれたらいいなぁ~と思います。

と言うわけで金沢マラソンへの感謝の気持ちをもって振り返りをしめくくりたいと思います。

今月の走行距離 288キロ

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【速報】金沢マラソン2021

2021-10-31 13:01:36 | 金沢マラソン
金沢マラソン走ってきました。

記録証発行無しなので手元の時計で。

グロスタイム 2:59:52

29キロで失速、一度諦めかけたサブ3、自分でも信じられない35キロからのスパートで駆け込みサブ3間に合いました。

前回金沢マラソン2019以来のフルマラソン、直前の駆け込みトレーニングでここまで走れて信じられないくらい。これから乾杯じゃー♪



金沢後、トレーニング再開

2019-10-29 23:40:58 | 金沢マラソン
10/29(火)

いつものフル後なら、激しい筋肉痛が残り、いつもどおり自然に歩けるのが水曜か木曜で、ジョグを再開するのは1週間後の土曜と言うのがいつもの流れでしたが、今回は、ダメージが残るものの、本日時点で走るのも十分行けそうな感覚だったので、過去最短でトレーニングを再開することにしました。



過去最短で再開しても、足を悪くしましたと言うのも情けないのでもちろん無理せずキロ5:30程度でと思ってましたが、ペースもそれなりに走れてしまいました。

最初、ちょっと呼吸も乱れたりしたので脈も高いかな?と思ったら、やっぱり170台もありでした。やっぱり疲労は残っているのでしょう。

これで様子見て、次もジョグ程度にすると思いますが、スピード練習の解禁は、いつもよりは前倒しでいけそうな感じです。

来週の週末には、30Kをキロ4分一桁を目標にやりたいと思ってますので、そこへ向けて調整していこうと思います。


今月の走行距離 246キロ

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金沢マラソン2019振り返り

2019-10-28 22:31:05 | 金沢マラソン
金沢マラソンから1日がすぎ、振り返りたいと思います。

まず、ダメージはと言うと・・・ダメージの軽さは今回も過去最高を更新した感覚です。

今日も走ろうかと悩んだ位ですが、この記事も書きたかったのでランオフです。

本日は、一日中、昨日の快走に満足感と爽快感にひたることのできた一日でした。特にハーフ以降では、ほぼ前の人を追い抜くことしか無かったのが気持ち的にもめちゃくちゃうれしいことでした。昨年の3レースではみじめに追い抜かれることしかありませんでしたから・・・

内容を振り返ると、前半は、ペース設定がうまくできず、速すぎたり遅すぎたりで、設定よりオーバしてサブ3ちょうどペースが頻発でした。もちろん、これは4:08-09を順守してオーバーペースを防ぐ意識が効きすぎたのもありますが、最後まで足を残してペースダウンせずに走りきることのためでもありました。

いつものようにハーフまではじっくり抑え目、ハーフ後もペースを落とさない程度に控え目と言う感覚で進めますが、「30Kでもまだ足は大丈夫」、「次の35Kまでも慎重に」と行きますが、35Kを通過しても「まだ足は大丈夫」と、予想に反して足はしっかり残ってました。

35Kからは「1Kごとが勝負だ!」と、いつ来るかも知れない足の売り切れに恐怖しながらも、実際はまだ走れていることに意外感と喜びを感じながらのレースとなりました。いよいよ、足がそろそろヤバイか?と感じ始めたのは、41.2K、残り1Kを過ぎたあと。でも、失速することなく、そのままゴールまで突っ切ることができました。



今回の快走レベルは、自己ベストを出した2012年に次いでの別大2回目の2017か、今回の金沢マラソンかと言う内容でした。

ここに至った要因としては、

・8月に295K、9月に321Kを走りこんだこと
・30K走を2回やったこと
・ハーフ走を30K走より速いペースで取り組んだこと
・5Kのスピードを上げたこと

そして、これらをトータル的にバランスよく取り組んだことでしょうか。例の「見える化シート」が功を奏したんじゃないでしょうか。

一方で今回の反省としては、

・せっかくBブロックなのにトイレで遅れて最後尾付近となり、スタートロス50秒どころか、渋滞にもはまってしまい、設定ペースをつくるのが遅れた
・朝ごはんを食べ過ぎて苦しく、30Kの給水ですら腹が苦しくなってしまった(以降は解消)
・給水ポイントがあるラップ区間でペースを落としている

と言うところが上げられます。

なので、次回のつくばでは、早めにスタートブロックに到着して前方位置を確保することと、朝ごはんの量も減らそうと思います。食べすぎを防げば、給水でのペースダウンも防げると思います。

その他、金沢マラソンについての感想としてですが、上りは前半にあるだけで、14K位でコース最高地点をすぎ、残りは平坦が多く、かすみがうらと似た高低差で特に後半がとても走りやすかったコースでした。

そして、応援してくれる方がとても多いし、コース沿いのボランティアの方が200mごと位にいて、多くのボランティアに支えられる素晴らしい大会だと思いました。ゴール後の中学生や高校生のボランティアもたくさんいて、ランナーを祝福してハイタッチしてくれたり、本当にたくさんのボランティアさんの大会を盛り上げようとする一生懸命さに心を打たれた素晴らしい大会だと思いました。

改めまして、大会を運営されたスタッフの皆様、そしてボランティアの皆様に御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

そして、いいレースの結果と共に今回はとてもいい思い出が出来た金沢マラソンでした。


今月の走行距離 235キロ

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