
恋しい人が、
帰ってくる。
製作年度 2010年
上映時間 119分
原作 阿川佐和子
監督 瀧本智行
音楽 稲本響
出演 坂井真紀/西島隆弘/加賀まりこ/藤竜也/平泉成/鈴木砂羽/ 田山涼成/余貴美/塩見三省/草村礼子/嶋田久作
阿川佐和子の小説をベースに温かくウイットに富んだ愛の物語を紡ぐ。
独身で35歳のルイ(坂井真紀)は、女手一つで育ててくれた叔母のトバちゃん(加賀まりこ)が結婚するために家を出て、一人ぼっちになってしまう。ある日、怪しげな初老の画家トニー(藤竜也)、笑顔を絶やさない雑誌編集者見習い、康介(西島隆弘)がルイのもとを訪れ、そのまま3人の共同生活が始まるのだが……。
サービスデイが3回もあった先週、3本目の作品でした。
このタイトルと予告の感じから、「しあわせのかおり」みたいかな~と、勝手に予想していたんですが、
思ったよりファンタジー。どちらかというと「食堂かたつむり」に近い作風でした。
この3本はなんとなく共通点が多いのです。
3本とも、主人公は母子家庭。ま、本作は正確にはそのシングルマザーの実母は亡くなって、叔母に育てられていますが、
その母、若しくは母親代わりが結婚するというところからヒロインの自立が始まるのも本作と「食堂かたつむり」は似てるし、
まず何といっても食事、料理が中心にストーリーが展開されるのは同じ。
「しあわせのかおり」は藤竜也さんがスゴイ包丁裁きをみせてくれましたが、
ここではキュートなエプロン姿のみでしたが、一応料理上手という設定(笑)あ、蕎麦打ってました♪
で、この作品の主人公の坂井さんは、すっごく中谷美紀さんに似てるんです、ホントびっくりするくらいです。
で、「食堂~」に出ていた余さんも出てるし、おばあちゃん役だった草村さんも出演されてるし…、
観ながら混同しそうでした
ただ、
明確にテーマが感じられた、その2作品ほどには、
スープが美味しそうでもなく(笑)しみじみとした盛り上がりもなかったですが、
こちらもキャストがいい味でした。
ルイの家の傍には朽ち果てた遊園地。夏草が生い茂りさび付いたメリーゴーランド。
ルイの家は築何十年という木造住宅で、食堂のドアは軋んでいる。
彼女の普段着も手作りを臭わせるシンプルなコットン素材だし、
なによりルイ自身が、どこか昭和のままで生きてる感じ。
トニーさんに言わせれば、エジプトのバスに乗れないでいる娘(アラサーだけど)なのだ。
姉の子(ルイ)の為に婚期を逃していたトバちゃんはスッと乗ったのに・・
しかし、彼女にも予期しない変化はやってきた。
なぜか心地いい共同生活。
家族のようで、家族でなく
恋人のようで、恋人でない・・・
エジプトのバスに乗り遅れたひとたちの住む家。
きちんとごはんを作ること。
だれかと一緒に食べること。――そうすれば!?
シーンの段落を知らせる音楽が、インド映画かよっっ!ですが、
バンドネオン、ヴァイオリン、クラリネットの軽やかでノスタルジックな音楽が素晴しい
遊園地のファンタジーはやや長過ぎだと感じてしまいましたが、、ああいうの、「食堂~」にもあったけど、
流行なのでしょうか?
でも、「下妻物語」のロココのおフランス(笑)を超えるのは難しいかも
いつでも乗れていつでも降りられる。が、いつくるか解らないエジプトのバス。
それは幸せ行きのバスなのか。
時がどんなに速く流れても、走ることのないルイと康介の前にバスはやってくるのか。
―それとも、、、
ちょっと意固地にも、臆病にもみえるルイは誰かの、
エジプトのバスの停留所になろうとしていたのかも、と、ふと思いました。
ファンタジーがダメでなかったら、ちょっとゆるい心地よい映画だと思います
あ、食べ物はそんなにそそられません(笑)
帰ってくる。
製作年度 2010年
上映時間 119分
原作 阿川佐和子
監督 瀧本智行
音楽 稲本響
出演 坂井真紀/西島隆弘/加賀まりこ/藤竜也/平泉成/鈴木砂羽/ 田山涼成/余貴美/塩見三省/草村礼子/嶋田久作
阿川佐和子の小説をベースに温かくウイットに富んだ愛の物語を紡ぐ。

サービスデイが3回もあった先週、3本目の作品でした。
このタイトルと予告の感じから、「しあわせのかおり」みたいかな~と、勝手に予想していたんですが、
思ったよりファンタジー。どちらかというと「食堂かたつむり」に近い作風でした。
この3本はなんとなく共通点が多いのです。
3本とも、主人公は母子家庭。ま、本作は正確にはそのシングルマザーの実母は亡くなって、叔母に育てられていますが、
その母、若しくは母親代わりが結婚するというところからヒロインの自立が始まるのも本作と「食堂かたつむり」は似てるし、
まず何といっても食事、料理が中心にストーリーが展開されるのは同じ。
「しあわせのかおり」は藤竜也さんがスゴイ包丁裁きをみせてくれましたが、
ここではキュートなエプロン姿のみでしたが、一応料理上手という設定(笑)あ、蕎麦打ってました♪
で、この作品の主人公の坂井さんは、すっごく中谷美紀さんに似てるんです、ホントびっくりするくらいです。
で、「食堂~」に出ていた余さんも出てるし、おばあちゃん役だった草村さんも出演されてるし…、
観ながら混同しそうでした

ただ、
明確にテーマが感じられた、その2作品ほどには、
スープが美味しそうでもなく(笑)しみじみとした盛り上がりもなかったですが、
こちらもキャストがいい味でした。
ルイの家の傍には朽ち果てた遊園地。夏草が生い茂りさび付いたメリーゴーランド。
ルイの家は築何十年という木造住宅で、食堂のドアは軋んでいる。
彼女の普段着も手作りを臭わせるシンプルなコットン素材だし、
なによりルイ自身が、どこか昭和のままで生きてる感じ。
トニーさんに言わせれば、エジプトのバスに乗れないでいる娘(アラサーだけど)なのだ。
姉の子(ルイ)の為に婚期を逃していたトバちゃんはスッと乗ったのに・・
しかし、彼女にも予期しない変化はやってきた。

家族のようで、家族でなく
恋人のようで、恋人でない・・・
エジプトのバスに乗り遅れたひとたちの住む家。
きちんとごはんを作ること。
だれかと一緒に食べること。――そうすれば!?
シーンの段落を知らせる音楽が、インド映画かよっっ!ですが、
バンドネオン、ヴァイオリン、クラリネットの軽やかでノスタルジックな音楽が素晴しい

遊園地のファンタジーはやや長過ぎだと感じてしまいましたが、、ああいうの、「食堂~」にもあったけど、
流行なのでしょうか?
でも、「下妻物語」のロココのおフランス(笑)を超えるのは難しいかも

いつでも乗れていつでも降りられる。が、いつくるか解らないエジプトのバス。
それは幸せ行きのバスなのか。
時がどんなに速く流れても、走ることのないルイと康介の前にバスはやってくるのか。
―それとも、、、
ちょっと意固地にも、臆病にもみえるルイは誰かの、
エジプトのバスの停留所になろうとしていたのかも、と、ふと思いました。
ファンタジーがダメでなかったら、ちょっとゆるい心地よい映画だと思います

あ、食べ物はそんなにそそられません(笑)

たしかにインド映画かよ。っておもいました。ちょっとダンスシーンが長かったかな。ちと懐かしいフォークダンスのようなところもあったし。
コレに似たエピソードごとに演奏するシーンが挿まれてる映画をみたんですよ~。
BSだったかな~?インド映画じゃなかったのか定かではないですが
あのシーン、なんであんなに長かったんでしょう(笑)
もうあのまま終わるのかと心配しました(笑)
最近はフードコーディネーターがついて、結構チカラを入れてる作品が多かったので意外でしたが、
「ちゃんと、みんなで食べること」がとても幸せそうで、それでよかったのかも♪
トバちゃんにメロメロの萩原サンが可愛かったです~(笑)
幻想的なあたりとか、ああいうサーカスの間合いを差し込むみたいな。
でもって、最後の踊りはいらなかったですねぇ。
見てて、ちっと痛くなってきましたよ。
そういうのもぜんーぶ含めて大人のファンタジーのくくりなんでしょうが、全体のバランスは悪かったかなあ・・と。
「しあわせのかおり」は見逃しちゃったんですよ。
どうっすか?
なにはともあれ、見た動機が西島君だったんで、なんでもOKでした。
WOWOWで「幻夜」、始まりますね。
あの時間帯のドラマWは見ごたえあるんで、楽しみです。
それはつまり、、ちと古いって感じでしょうかね~
>でもって、最後の踊りはいらなかったですねぇ
賛成~~(笑)
コメディと、ファンタジーのバランスって(割合?)
結構大事ですよね~。
あの遊園地のダンスシーン、長すぎてとにかくあのまま終わるのかい?!と不安でした(笑)
「しあわせのかおり」は、ちゃ~んとほっこりさせてくれますよ♪
sakuraiさんが「幻夜」を楽しみにして下さるだけで、
嬉しくて、、泣いちゃいます
私は観れないのでDVD待ちです
自分は『食堂かたつむり』よりこっちの方が好き。登場人物も良いしごく一般的な日常も良い。肩の凝らない映画ですたw。
ほっこりしましたよww。
ポスター見たときマジで「中谷美紀だ!」と思いました(汗)。
いつも似てる気がしますね♪
エジプトもバスに乗り遅れるヒロインと
さっさと乗ってしまうオトナの女性(笑)
で、観ている人の背中をちょっと押してくれるとこ♪
以前は似てると感じたことの無い女優さんたちでしたが、
この作品はほんとうに似てましたよね~中谷さんに