桃の節句でございます。
新居に来て、初のお節句。
毎年飾ってきたお雛様ですが、今年はリビングにお出まし~
私が生まれたときにうちに来たお雛様たちなので御歳50歳なり。
我が家のお雛様は大き目の親王飾り二体。
50年前、華やかな段飾りが流行りだし、お友だちの家に行くとたくさんのお道具なども飾られていたのがちょっとうらやましくもあったことは確か。
そうした段飾りのお雛様たちは細面の瓜実顔で全体のつくりがほっそりしてました。それもちょっとうらやましかったりね。
・・というのは、当時うちに遊びに来た友だちに「きんぴらちゃんちのは太ってるねー。」とか言われたのがけっこうショックだったり。
ま、子供って遠慮ないからねー。
いや!しかしこのお雛様たち、実にいいお顔してるんです。
ふくよかでまあるくて愛らしい。けど親王らしい気品もあって。
さすがにちょっと着物の色がくすんだり、殿の烏帽子が取れてしまったり、姫の髪が乱れてきたり・・というのはありますが、それも味わいがあるかと。
なにせ50年ものだもの。
50歳にしてはお若いわー
しかも2体のみなのでお飾りするのがとても楽なんですよ~。
だから50年間、欠かさず毎年お出ましいただいております。
このお雛様は娘のものでもあって(兼用)・・彼女が生まれたときもうひとつ小さなお雛さまを飾り始めました。
それがこちら・・
猫のお雛さまたちー
ニコニコ笑って縁起よさそうでしょ?
後ろの香箱すわりしてる猫は義妹の手作りです。
さらに後ろの紙雛も手作りのいただきもの。
毎年みんなを仲良く並べてお祭りしております。
お花も飾って
甘いお菓子も
今年はお菓子を金平糖にしてみました。
色とりどりで愛らしいくて大好き~
うふふきょうはほのぼのモードで終わろうか・・
と、思ったけど
やっぱり ちょっとだけ~
お内裏様・・「殿」といえば・・
やはり 雅なこのお方
光源氏の君
雅で美しい源氏の君は やさしげだけど
けっこうなドSさまでした
・・そこも好き
そして姫といえば
わたし?
きょーうは
たのしい
ひなまつりー
柔和なお顔がほんとに優しくて上品で(´ー`).。*・゚゚私もこういうお雛様が好き
高額宝くじが当たったら、絶対お雛様を買おうと願って幾星霜…未だ叶いませんが(笑)
愛らしい猫ちゃんのお雛様も良いですねえきんぴらさんは見付けるのもお上手なのね
妖艶な殿我があばら屋にもお座り頂きとうございますわ
今宵は無礼講、妖艶な殿のおそばにはべるのも(妄想なら)自由ですよ~
高額宝くじ当たったら・・ジュリー源氏雛をオーダーで作る!なんて贅沢でいいですねー。
姫は・・金キャミ姫で
小学生のころ「親王飾り」を「おやだまかざり」と読んでいたのはほほえましいヒミツですw
太ってる発言と、おやだま飾りは思わず笑ってしまいました。本当にほほえましいエピソードですね
私も妄想をふくらませて、ちゃっかり十二単でジュリーのおそばにはべらせて頂いています。
この美しい瞳で見つめられたら、女雛のごとく固まってしまいます。
妄想は楽しい
あちこち引越しもしたのに傷みも壊れもせず、健康なお雛様たちです。
箱に入れる際やわらかい布でくるんでいるんですが・・
これが実は私のオシメだった布!
あれがいいのかしら?
ジュリー源氏の隣で固まる女雛・・楽しんでくださいー