昨日と打って変わって・・さわやかなよいお天気だった本日。
むしろちょっと暑かったかな。
え~と、澤会さんのサイトが24日に更新されてまして、まずは正月ライブのお名前がついておりましたね。

ちょっとかわいらしい絵入りです
が、意味深そうなタイトル?
で、同じく24日に初日・NHKホールの落選ハガキが発送されたということです。
・・昨日・きょうとおそるおそるポスト覗きましたが、来てない!
これは喜んでいいのかなぁ??
さて、ジュリーミニチュア衣装展in ユザワヤ創作大賞展 ACTジュリー
いよいよラストですー
1998年 ACT むちゃくちゃでごじゃりまするがな
あれ?人の名前じゃないタイトル・・なんじゃこりゃ?
って感じですが、10作目ACTはいろんな意味でこれまでのACTと違っていたようです。
1~9まで実在した人物(音楽家・作家・芸術家)が主人公でしたが、今作は実在した人物のモノマネする芸人さんが主人公。
要するに架空のキャラクターが主人公になってます。
伝説的人気漫才コンビ「エンタツ・アチャコ」のものまねコンビ「エントツ・アチャホ」
ジュリーはアチャホ役でアチャコのネタ「むちゃくちゃでごじゃりまするがな~」をなんどもモノマネしております。
コンビのエントツ役は笹野高史さん。
ふたりの掛け合い・漫才・喧嘩・心のすれ違い・・息ぴったりのお芝居です。
笹野さんのこと、ジュリ堕ち以前はすごい年長の方と思ってましたが・・ジュリーと同じ歳と知りびっくり!失礼いたしました
お二人は1987年の楽劇・ANZUCHIでも共演。また、ACT以降の音楽劇でも共演されますね。
このお芝居は全体にセピア色。
にぎやかな漫才が繰り広げられとっても楽しいのですが・・・
ひそやかなしんとした空気と哀愁、舞台装置も衣装もセピア色のトーンです。

音楽はバイオリンとアコーディオンのみ。(NAOTO さんとCobaさんの演奏)
その音色がまたセピア色。
そこにジュリーの歌声が絡んでなんとも美しく、そしてもの哀しく響くのです。
そう・・このお芝居、ジュリーの声がなんともすごいんです。
演じる声も、歌声も。張りと艶のある声は微妙な哀切を含んでいて・・しかし軽やか。

笹野さんも味わいのあるお声。歌もお上手ですね。
で・・セピア色は素敵なのですが、ちょっとトーンが暗いんですよね。
そんな舞台にぱっと晴れるこんなさし色が素敵!

ふたりの舞台衣装、なんとピンクとイエローです
かわいいー
じゅりこさんも「作るならこれ!」と挑んだのがこちら

ビビッドでかわいい~
こちらはじゅりこさん提供のお写真。

なんだかならんだチューリップみたい
華やかでコミカルで素敵。
タケジさんも楽しんで作られたんでしょうか。
で、アンコールは

こんなシックなスーツでご登場
かっこいい~

あま~い声でロータスの子守歌を歌ってくれます
が!
さらなるおまけでもう1曲
君をのせて を有名銅像ポーズとともに

自由の女神? 考える人 そして・・小便小僧
あわわ
さらには

まさかのハチ公?? そしてラストは 平和祈念像
ポーズはおもしろく決めながらも、歌は最高なのです。
この名人芸!ジュリーしかできないわ。なんて人だ。

あぁ かっこいい
ACTシリーズの最終作、これにて終了。
10作目のACTはお芝居としての完成度がとても高かった気がします。
「音楽劇」への分岐点的作品だったのでしょうか。
50歳ジュリー、新たな序章のはじまり~
だったのですね。
一応これで 今回のジュリーミニチュア衣装展全作品ご紹介いたしましたー。ふぅ~
いまいちど全体像を・・

本物の素晴らしさをすべてお伝えすることはむずかしいのですけど、なんとかすこしでも伝わったなら嬉しいです
素敵な作品を作り上げご披露くださったWじゅりこさんに あらためて拍手
そして感謝です
新たなる作品をお待ちしております。
で、おまけのおまけ。
芝居中、髪をとかすふりのジュリーさま

肩に風呂敷でもこの色気
思わず これがちらついてしまったわ

似てる~!
あぁ色気ダダ漏れ