カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

映画「JACO」を観て新発見

2017年01月15日 | My Favorite
Weather Report-Cannon Ball

 昨年末「JACO」を観てきました。高校・大学時代にカセットテープワカメになるほど聴いて、耳コピーしていたジャコ・パストリアス。およそベーシストらしからぬフレージング音色特殊技巧、そしてパンクロッカーみたいな破壊的行動。当時は多くのベーシストにとってヒーロー的な存在でした。 関係者インタビューを中心としたドキュメンタリー映画ですから、劇中ではもちろん、そういった彼の功績が一通り紹介されていました。しかし私が一番感心した…というか自分にビックリしたのは、意外な曲でじわーっと泣けてきたところです。
Cannon Ball / Weather Report
Hejira / Joni Mitchell
2曲とも名曲&名演ですから、感動するというのは至って当然のようでもあります。しかし私はこの2曲、学生時代から何10回も聴いているにもかかわらず、今まで一度も涙が出たことはなかった。メチャメチャ涙もろいキノコさんですが思い起こせばジャコパスの演奏を聴いて泣いたことは一度もなかったような気がします。 「聞き慣れた曲、しかも過去に一度も泣いたことのない曲で、なぜ涙が出たんだろう?」自己分析してみました。思いあたった1つの仮説
音楽と映像の相乗効果
ジャコの演奏がいわゆる「劇伴」として私の目と耳から同時に入ってきたからだと思います。キノコさんの場合「音楽単体で感動する」曲と「映像と音楽が一緒になって感動する」曲がそれぞれあるのです。今までずっとジャコの曲を音楽単体で聴いていて一度も泣けませんでしたが、どうやらジャコの演奏は私にとって「劇伴として感動する」タイプの曲だったようです。ちなみにこの2曲、映画を見終わったあと家で数回聴きましたが、やはり涙は出てきませんでした。 映画「JACO」。ご覧になられたアナタはどこか泣ける箇所ありましたか?
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