カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

キノコさんはメトロノームが苦手

2006年02月17日 | 自動演奏

メトロノームってご存知ですか?昔は音楽室に必ずありました。左右に振り子が揺れながら機械的に正確なリズムを刻む…♪|チーン、カチ、カチ、カチ|カチ、カチ、カチ、カチ|チーン、カチ、カチ、カチ|カチ、カチ…最近はもうないのかなー。構造的にはとても原始的なもので
①振り子に付いてる「オモリ」を上下することによってテンポの「速い・遅い」を変える。
②ボディーの側面に「0・2・3・4・6」という切り替えレバーがあって「チーン」という金属音の鳴る間隔を設定する。
というものでした。まあ言ってみれば「自動演奏」の始祖、「リズムマシン」の原型のまた原型…みたいな感じですね。私の小学校時代のピアノ教師はこいつに合わせて「ハノン」を練習させるのが常でして。私はこれが苦痛で仕方なかった。ただでさえ音楽として面白くもなんともない♪|ドミファソラソファミ|レファソラシラソファ|ミソラシドシラソ…っていう機械的な運指の練習なのにさらにテンポにまで縛りをかけるとは…。子供心に自分がロボットになって強制労働させられているような感覚でしたね。で、キノコさん、リズム感が悪くてメトロノームにうまく合わせられなかったんですよ。ズレるたび先生の冷たい視線が…この当時のことがトラウマになっていまだに「ドンカマ」に合わせて演奏するのが苦手なのかもしれません。ヘッドホンでクリック聞きながら演奏しろって言われたらコチコチに硬くなっちゃうんですよ。肩やヒジに変な力みが入ってまともに演奏できない。何より全然楽しくない。『自動演奏を聞くだけ』なら好きだし『人間どうしの合奏』も大好きなんですけど、『自動演奏に合わせて自分も演奏する』のは苦手ジャンルですね…

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