カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

「ガッチャマン進行」を考察してみる⑤

2017年01月03日 | ガッチャマン進行
寺内貫太郎

その①から読む
 前回、小林亜星さんを「ガッチャマン進行」の師匠と勝手に呼ばさせていただく、と書きました。あれからまたいろいろと思い起こしまして…。 そもそもこのコード進行が好きになったきっかけの「青春時代の一番の思い出の曲」はなんだったっけかな?と。答はなんとTVドラマ『寺内貫太郎一家』オープニング曲でした。この動画の 0:58〜1:11 の部分をお聞きください。キーがEの曲なんですが、ドミナントであるB7からトニックのEにつなげるところで「C⇒D⇒E」という見事なまでのガッチャマン進行をブチこんできています。展開が劇的に変わりハッとする一瞬です。気持ちいい! で、この曲。作曲は大野克夫さん。「太陽にほえろ!」と同じ方です。小林亜星さんは俳優としてドラマに出演されていましたが作曲には関わっていらっしゃいません。このあたりの事実が面白い。 この曲にキノコさんが出会ったのが中3くらいですね。コードネームを覚えたのは中学1〜2年の頃なので、「寺内貫太郎一家」を聞いていた時にはコード進行の風変わりな部分は注意して意識しながら聞いていた記憶があります。実はこの曲の中には「チャレンジャー」のイントロのコード進行も含まれています(ついさっき気がついた)。 ワタシの小さな小さな「作曲抽き出し」は中学生の頃熱心に聞いていた大野克夫さん、さらにさかのぼって小学生の頃にぼんやり聞いていた小林亜星さんから受け継いだDNAなんだなー…って思ったしだいです。

〜その⑥へ 〜
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