観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「忠臣蔵・音無しの剣」。こういう創作もありかな?

2008年12月15日 | 映画・ドラマ
 赤穂藩に関わった結城慶之助(田村正和)のドラマ。討ち入りは飽くまでもスパイスに過ぎない。討ち入り今夜も赤穂浪士ちょりも、結城慶之助メイン。でも、そういった創作も有りでいいじゃん。ドラマなんだもん。
 でも、田村正和は年取ったねー。それでも二枚目に徹するのはさすが。
 さらに、立ち回りは上手い。あれだけ人切れる訳ないが、それもいいじゃん、ドラマだから。
 お久し振りの梶芽衣子がいい顔してた。
 
 結城と訳ありの女性志保(和久井映見)、堀部安兵衛(原田龍二)、浅野内匠頭(中村俊介)、吉良上野介(鶴田忍)。ここまでは納得。しかし、徳川綱吉(小林稔侍)、柳沢吉保(西村雅彦)、大石内蔵助(橋爪功)は、思い切ったキャスティング。でも橋爪功がかなり良かった。
 松平直矩(宇津井健)、成田屋清兵衛(中村雅俊)は役者が光った。全体に、討ち入り、赤穂藩ファンに取っては? でも、時代劇として観たら、それでいいんじゃない。歴史は誰も観てないんだから。
 でも結城慶之助役、山本耕史あたりでも良かったかも?