かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

実にみごとです!

2008-04-04 10:05:22 | 草花・樹木
カリフラワーを持ってきてくれた友達の奥さんから、昨日正午過ぎに電話がかかってきた。 
何事かと思ったら、「花がきれいに咲いたので観に来ませんか? この花は昼間しか開いていないんですよ」と。そして、曇りや雨の日にも花は開かないとのことだった。今日は、風もなく陽射しが暖かいので、きれいに咲きそろったようである。この友達の家の庭は、年中きれいに花を咲かせているので、いつ観てもきれいなのに、わざわざ電話をかけてくるぐらいだから、よほどきれいなのだろうと思った。
そこで、昼食を食べてから、奥さんを伴ってわくわくしながら友達の家へ向かった。
 すると、すごい! 色とりどりの花が「見てくれ」とばかりに咲き誇っている。



同じ種類の花なのだが、それぞれが微妙に色が違っている。まるで色見本のようである。「花の名前は何ですか?」と友達の奥さんに尋ねると、「リビングストン・デイジー」だとのこと。 友達が、混合種というのを買って、秋に蒔いたのだそうだ。種は50円だったそうで、全体では、この写真の範囲の倍ほどは咲いたようだ。そのコストパフォーマンスのすごさにも驚いた。
この他にも何十種類という様々な花が、庭中に咲いております。私は、それらの花のほとんどを名前さえ知りません。


≪次第に花弁が巻いてくるこんな花もありました。名前を聞くのを忘れました。≫

この友達は、子供の頃から花が好きで、今でも奥さん任せにせず、ほとんど自分で花の世話をしているようだ。本人に聞くと、「なーに、ほったらかしよ」と言っているが、愛情を持って、丁寧に育てているのだろうと思う。きっと、彼の「ほったらかし」は、私の「一生懸命」くらいにあたるのだろう。
 脱帽であります。
そして、地区の多くの方々に株を分けてあげているようです。
こんなに見事に咲き誇っている花と庭をみると、我が家の庭がとても貧弱に思えてくる。
 しょんぼり。

難敵カリフラワー

2008-04-03 14:44:08 | 食材・食事


 今朝早くに、友達の奥さんが、カリフラワーを持ってきてくれた。みれば、とても立派できれいに育てている。これなら、八百屋さんで売っているものに引けをとらない。
昨年、この友達がミニポットに植えたカリフラワーの苗を20株分けてくれて、我が菜園に植えたのだが、うまく育てることができずに、友達に申し訳ない気持ちになった。マニュアルに書いてある通り、花つぼみが5cm程になった頃、葉っぱをヒモで縛って、花つぼみにできるだけ直射日光が当たらないようにしたのだが、それでもダメだった。
  
あわれ花つぼみは、線香花火のようにばらばらに伸び、色も赤紫がかってしまった。完敗だった。
それでも、赤紫になる前に採ったものは、形は悪いが天ぷらにして美味しく頂いた。
どうもカリフラワーの栽培は難しいようだ。それに、苦土石灰の撒き方が少なかったのかもしれない。
昨年の失敗があり、今年は苗を頂くのを遠慮していたのだが、逆にこんなに立派な完成品を頂いた。
ありがとうございます。 

僕の心細道(5:ニュージーランド編-第四章)

2008-04-02 11:17:44 | 旅行

  ≪テカポ湖とサザン・アルプス≫
なんだ、かんだとあっても、窓外の景色を楽しみながら、バスは順調に進み、途中テカポ湖などを経由して出発から約6時間後、マウント・クック村に到着しました。到着してから、すぐにユースホステルへ行き、2日間の宿泊の申し込みをしました。 
私はこの旅行まで、日本でもユースホステルに宿泊したことは1度しかなかったのですが、ニュージーランドではユースホステルが多いとの情報を得ていたので、旅行の準備段階で、生まれて初めて会員登録をしておいたのです。

  ≪ユースホステルと山々≫

そうして、このユースホステルで、NZに来て初めて日本の若者に出会ったのでした。というか、それまでにも日本人観光客を見かけたことはあったのでしょうが、面と向かって会話をしたのは、ここが最初だと思うのです。
そのうちの一人の若者男性が、近くにハーミテージという高級ホテルがあり、そこのロビーではピアノ演奏があり、ラウンジでビールが飲めるので、「行きませんか」と誘ってくれた。この旅慣れた感じの若者の有り難い誘いに即答し、夕食を食べた後、そそくさとついていきました。 
ハーミテージの1階ロビーからは、谷のずっと奥の方に月に照らされたMt.クックが、かすかに望めたように思うのです。そして、ピアノ生演奏。「うーん、ユースホステルとは格段に違うロケーションと高級感だなあ」と痛感し、ちょっぴり贅沢だけれど貧乏たれが混じった気分でビールを飲んでおりました。そうしていると、2階から、らせん階段を下りてくる日本人カップルが眼に入ったのです。その雰囲気がとても良くみえ、羨ましくて、いまだ相手もいないのに「新婚旅行はこのホテル決めた」と固く心に誓いました。 
この誓いは実現しませんでしたが、1998年末に再度ここを訪れた時、ハーミテージは改築されていて、この時指をくわえて見ていたらせん階段はなくなっておりました。
残念! 

ニュージーランドでは、ユースホステルでの食事は、基本は自炊です(他の外国のYHもそうかも知れませんが)。ですから、自分でマーケットから食材を買ってきて、調理しなければなりません。そのため、共同キッチンがあり、冷蔵庫や電気調理器が完備されていました。私はそれまで、「インスタント・ラーメン」とか、「里芋たっぷり豚汁」くらいしか作った経験がなく、ほとんど自炊をしたことがなかったのでした。ということで、ここで自分が買ったものは、お湯で温めればいいとか、鍋に移して温めればいいようなレトルト食品ばかりです。 
そんなわびしい食事の準備をしていた時、日本の若い女性が私のもとへやって来て、「すみません。お米を炊いたところ、うまく炊けなかったのですが、もしよろしかったら、残りを食べていただけませんか?」と、見るからに申し訳なさそうに、彼女が食べ切れなった分のご飯を持ってきたのです。 
まだ、日本を離れて1週間も経っていないというのに、米ご飯が食べられるという嬉しさに惹かれました。そして、食べてみると、確かに彼女が言うように芯がありました(我が地域で言う“かんちめし”)。それでも、温かい米ご飯が食べられ、ありがたかったです。
お名前もお伺いしませんでしたが、その節はありがとうございました。 

   ≪つづく≫

変更色々新年度

2008-04-01 11:00:11 | 田舎の生活
道路特定財源の暫定税率は、とりあえず(多分一時的)廃止となって、ガソリン代が安くなるようだけれど、再び復活するのだろうか? その他は、身近の食品など、4月から値上がりするものが多く、家計の負担が増える。その他にもいろいろ制度が変更になるようだ。



そして、我が町内では4月1日から、ごみの収集・分別方法が変更になった。
今まで『燃やさないごみ』と呼んでいたものは、ストレートに『埋立ごみ』と名称変更になり、毎週1回の回収だったのが月1回と減った。「こりゃ大変だ」と思ったが、これまで『燃やさないごみ』として扱っていたプラスチック類は、資源ごみとして分別するようになっている。こちらは月2回の回収がある。確かに最近はほとんどの容器などに、再利用の『プラ』という表示がなされている。これまで一緒に『燃やさないごみ』にしていたものを分別してみて、プラスチックごみの多さを改めて実感した次第です。 
粗大ごみは、今まで無料だったが、今月から有料となった。「うっ うっ」無料のうちに出しておけばよかった・・・・。なんてせこいことを考えても後の祭りだ。
   
そして、し尿汲み取り料、水道料金も改定されるようだ。
し尿の汲み取り料は、「18リットル120円となる」とあるのだが、どうやって量るのだろうか? ホースの先か、バキュームカーにメーターを取り付けるのだろうか? でも、汲み取りの時、流動性を高めるためだろう、トイレタンクに水道水を入れながら吸い取っているので、入れた水の分はどうなるのだろうか?  悩みの種は尽きないが、きちんと容量が量られるのであれば、汲み取りをしてもらったあと、明細書を見ながら「ふむふむ、我が家は月に○リットルの○○と○○○を排出しているのか。うーん、そのうち俺の分は・・・? すると、一日に○リットルくらいかな・・?」なんてことになるのだろうか。これにはトイレットペーパーも含まれるだろうから、あまり紙を使わないほうが幾分安上がりではある。 
水道料金のほうは、これまで合併前の旧町(3地域)の料金が踏襲されていたものを、町内一元化するというもので、5月から新料金体系が実施されるとのことである。
新料金になると、我が家の場合(1月4日ブロブ参照)、月に800~1000円程度(27%程度)これまでより安くなりそうだ。これは、年間1万円前後になる計算で、大きいですぞ。ウフッ! 




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