かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(9:ニュージーランド編-第八章)

2008-04-23 11:24:51 | 旅行
テ・アナウ滞在2日目、いよいよトレッキング前日ということで、夕方、町にあるTHCホテルで同じトレッキング・ツアー参加者が集まって、トレッキングの概要・注意事項などの説明会、そして参加者の記念撮影がありました。参加者は私を含めて計22名でした。ニュージーランド人の他、多かったのがアメリカ人、そしてカナダ、スイスからの参加者です。そしてここで、同じツアー参加者の、日本人の若い女性二人と出会いました。彼女達は、短期(1ヶ月だったか、3ヶ月だったか?)の語学留学で来ているとのことで、留学期間も終わるので、日本に帰る前にトレッキングに参加したのだとのことでした。 
 そして、翌日午後いよいよミルフォード・トラックへ出発です。
このトレッキングは、テ・アナウからミルフォード・サウンドまでの約54kmを3泊4日かけて歩くもので、世界的にも有名なトレッキング・コースのようです。このトレッキングは、個人とツアーの2通りがありますが、いずれも一日に入れる人数が限られた定員制です。宿泊施設の関係があるのでしょうが、何よりも一度にたくさんの人が入るのを防ぐ、国立公園の環境に配慮してのことだろうと思います。
トレッキング初日は、テ・アナウからバスでテ・アナウ・ダウンズへ行き、ここで船に乗り換えてテ・アナウ湖を北上して、北岸のグレイドまで行きます。
 湖をゆっくり進む船上から、湖岸の景色を楽しみながら、トレッキングでどんな素晴らしい景色に出会えるのだろう、と徐々に期待が膨らみます。



 船着場で上陸して、いよいよミルフォード・トラックに入ったと実感しました。ここから歩き始めるというものですが、20分ほどでグレイド・ハウスという1日目の山小屋に着きました。山小屋と言っても、日本のそれとは比べものにならず、広くて、きれいで、シャワーなども完備している上に、食事はフルコースで、美味しかったです。個人トレッキングでは自炊だと思いますので、こうはいかないでしょう。
 夕食の後、参加者でゲームなどをして過ごし、少しずつ打ち解けられて、参加者の顔も覚えてきました。


  ≪グレイド・ハウス
   
   ≪つづく≫