かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

鞍馬天狗が帰ってきた

2008-01-18 13:13:10 | その他
昨夜、NHKテレビの『鞍馬天狗』を見た。鞍馬天狗といえば、子供の頃の元祖ヒーロー的なところがある。最も有名な鞍馬天狗は、嵐寛寿郎だろうけれど、私はリアルタイムで見た記憶はない。私が見た映画では、鞍馬天狗は東千代之介や市川雷蔵だったように思う。 
さて、今回のTVドラマでの鞍馬天狗は、野村萬斎である。『陰陽師』と同様、狂言師独特のセリフのしゃべり方と身のこなし。テレビを見ていて、最初はあの鞍馬天狗とどうも結びつかなかった。ところが、後半、イカのようなおきまりの黒頭巾になった時には、「フムなかなか似合っているな」と思い直した。それにしても、鞍馬天狗が公家の嫡男(小野宗房)だったとは知らなかった。映画などでは、倉田典膳と名乗ることが多いようだが、本名ではないらしい。
そして、緒方直人の近藤勇、石原良純の桂小五郎、ふーん、まあなかなか面白い配役ではないでしょうか。昨日は、角兵衛獅子姿の杉作少年は登場しなかったので、来週あたりかな?杉作少年役は、映画では、美空ひばりや松島トモ子もやっていたように思う。そんなポスターだかスティール写真だかを見た記憶がある。
NHKのこの時間帯の時代劇は、時々はまることがある。結構楽しめたので、来週も見ようっと。