かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

モロッコ菜豆の災難

2008-06-12 13:46:00 | 菜園
 昨日の雨は、夜までずーっと降り続いた。風はそれほど強くなかったと思っていたが、今朝、菜園の野菜たちを見回ると、モロッコ菜豆の支柱のうち1本が途中から折れていた。やはり結構風も吹いたようだ。支柱が折れた哀れなモロッコ菜豆のツルは、すがる先を失って、垂れ下がっていた。支柱に何重にもツルが巻きついて、上の方は随分と重くなっている。そのため、雨と風で耐えられなくなって、折れてしまったのだろう。 

支柱は、近所に生えている竹を切ってきて作ったものだが、折れた支柱は、昨年取ってきていたもので、枯れてややもろくなっていたようだ。
何とか応急処置をと思い、新たにもっと長い丈夫な支柱を立て込んだ。しかし、伸びきったツルの先端は、まだ新たな支柱に気づかず宙をさまよっている。
豆も12~15cm程に生長しているものがいくつかあったので、初収穫となった。
それにしても、このモロッコ菜豆は、どこまでツルが伸びるのだろうか? もう優に2mにはなっており、これ以上高い支柱を立てても、生った豆を採取できなくなる。それに、第一ますます不安定になるだろう。

≪新たに支柱を立て込んだ。左はゴーヤ用の手製のネット≫

そんなことを心配していたら、子供の頃読んだ『ジャックと豆の木』を思い出した。まさか、雲の上までは伸びないだろう。
そして、ミニトマトの側枝も1本折れていた。かわいそうに、こちらはもう手の施しようがない。このミニトマトは、種から植えたものだが、苗を買って庭に鉢植えしたミニトマトは全然虫の被害がないのに、畑に植えたこれらのトマトは、随分とテントウムシダマシの幼虫に蝕まれている。葉っぱが茶色に変色した上、網目状に食われている。しかも、せっかく生った小さい実まで、こやつらにやられている。全くもって、親子ともどもに憎たらしくて、いまいましいテントウムシダマシである。


≪テントウムシダマシの幼虫と蝕まれたミニトマト≫