PONPON日記

日々の出来事を気ままに綴っています。

ママの気を惹きたい

2011年09月09日 | Weblog
あやちんは食べるのが本当に遅い。
以前より少々、ましにはなったけど、それでも付き合っちゃられない。

昨晩、いつものように二人で食事をし、私はとっくに終わって...
自分の片付けも済ませ...
「早く食べなさいよ」
と、あやちん1人をダイニングデーブルにつかせたまま、放っておいた洗濯物を片付けていた。

夕食時に、のりをよく食べるんだけど、その日ものりを食べていて、のりと一緒によく入ってる
「食べられません」
の乾燥剤があるでしょ?
あれをあやちんが食べる真似してて
「食べる真似しちゃダメ」
と、怒っていた。
もちろん食べてはいけないことは、承知で、そんなことをしてたもんだから、余計に
「しちゃダメ。それ食べたら死ぬんだから!」
なんて強く言ってた。
あやちんからしたら
「真似だけならいいじゃん」
って何度も言ってたけど
「だめ、だめ」
と強く否定してた。

で...洗濯物を片付けながら、テレビもぼけ~っと見てたら、あやちんが食べてる方から
「バリバリ」
と、ありえない音がした。
「何の音?」
と、あやちんを見ると、なんと、あれだけ注意した乾燥剤を、歯でかんでいた。

中身が出ちゃってたらどうしよう、という焦りと、
なんでそんなことするの、という怒りと、とにかく、ビックリして
「何やってんの!!早く、口の中ゆすいで!!」
と、椅子からひきずり降ろし、洗面台へ走って連れてった。

ただ事ではない!と悟ったあやちんは、涙をボロボロ流して
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と、ただ、繰り返してた。

とにかく、中身が出てないか、確認。
どうやら歯で袋の上から、ガリっと噛んだだけみたい。
でも、とにかく、何度も何度も口をゆすがせた。

もう、大丈夫だろう、と思うと、こっちも涙が出てきて、二人で抱き合って、大泣きした。
「ママ、食べる真似もしちゃだめって言ったのに、なんで噛んだのよ~...
 もし死んでたら、どうすんのよ...
 あれ食べたら死ぬって言ったでしょ。」
そして、あやちんは
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ばかり。
二人で何ともなくてよかった、と抱き合い、もう一度ダイニングへ戻って、残りの食事を一緒にした。

ほっと落ち着き、あやちんに
「なんで、ダメって言ったのに噛んだの?」
ともう一度聞くと
「だって、ママがテレビ見て、あやちんの隣に来てくれんかったもん」
と。

そう、テレビを見て、自分の方を見てくれない...
私に自分を見て欲しかったのね。
ごめん...そんなことも気がつかないで。

まぁ、今回はおおごとにはならなかったけど、気をつけないと。
何か起こってからでは遅い。

とりあえず、乾燥剤はすべて捨てました。