あやちんは食べるのが本当に遅い。
以前より少々、ましにはなったけど、それでも付き合っちゃられない。
昨晩、いつものように二人で食事をし、私はとっくに終わって...
自分の片付けも済ませ...
「早く食べなさいよ」
と、あやちん1人をダイニングデーブルにつかせたまま、放っておいた洗濯物を片付けていた。
夕食時に、のりをよく食べるんだけど、その日ものりを食べていて、のりと一緒によく入ってる
「食べられません」
の乾燥剤があるでしょ?
あれをあやちんが食べる真似してて
「食べる真似しちゃダメ」
と、怒っていた。
もちろん食べてはいけないことは、承知で、そんなことをしてたもんだから、余計に
「しちゃダメ。それ食べたら死ぬんだから!」
なんて強く言ってた。
あやちんからしたら
「真似だけならいいじゃん」
って何度も言ってたけど
「だめ、だめ」
と強く否定してた。
で...洗濯物を片付けながら、テレビもぼけ~っと見てたら、あやちんが食べてる方から
「バリバリ」
と、ありえない音がした。
「何の音?」
と、あやちんを見ると、なんと、あれだけ注意した乾燥剤を、歯でかんでいた。
中身が出ちゃってたらどうしよう、という焦りと、
なんでそんなことするの、という怒りと、とにかく、ビックリして
「何やってんの!!早く、口の中ゆすいで!!」
と、椅子からひきずり降ろし、洗面台へ走って連れてった。
ただ事ではない!と悟ったあやちんは、涙をボロボロ流して
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と、ただ、繰り返してた。
とにかく、中身が出てないか、確認。
どうやら歯で袋の上から、ガリっと噛んだだけみたい。
でも、とにかく、何度も何度も口をゆすがせた。
もう、大丈夫だろう、と思うと、こっちも涙が出てきて、二人で抱き合って、大泣きした。
「ママ、食べる真似もしちゃだめって言ったのに、なんで噛んだのよ~...
もし死んでたら、どうすんのよ...
あれ食べたら死ぬって言ったでしょ。」
そして、あやちんは
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ばかり。
二人で何ともなくてよかった、と抱き合い、もう一度ダイニングへ戻って、残りの食事を一緒にした。
ほっと落ち着き、あやちんに
「なんで、ダメって言ったのに噛んだの?」
ともう一度聞くと
「だって、ママがテレビ見て、あやちんの隣に来てくれんかったもん」
と。
そう、テレビを見て、自分の方を見てくれない...
私に自分を見て欲しかったのね。
ごめん...そんなことも気がつかないで。
まぁ、今回はおおごとにはならなかったけど、気をつけないと。
何か起こってからでは遅い。
とりあえず、乾燥剤はすべて捨てました。
以前より少々、ましにはなったけど、それでも付き合っちゃられない。
昨晩、いつものように二人で食事をし、私はとっくに終わって...
自分の片付けも済ませ...
「早く食べなさいよ」
と、あやちん1人をダイニングデーブルにつかせたまま、放っておいた洗濯物を片付けていた。
夕食時に、のりをよく食べるんだけど、その日ものりを食べていて、のりと一緒によく入ってる
「食べられません」
の乾燥剤があるでしょ?
あれをあやちんが食べる真似してて
「食べる真似しちゃダメ」
と、怒っていた。
もちろん食べてはいけないことは、承知で、そんなことをしてたもんだから、余計に
「しちゃダメ。それ食べたら死ぬんだから!」
なんて強く言ってた。
あやちんからしたら
「真似だけならいいじゃん」
って何度も言ってたけど
「だめ、だめ」
と強く否定してた。
で...洗濯物を片付けながら、テレビもぼけ~っと見てたら、あやちんが食べてる方から
「バリバリ」
と、ありえない音がした。
「何の音?」
と、あやちんを見ると、なんと、あれだけ注意した乾燥剤を、歯でかんでいた。
中身が出ちゃってたらどうしよう、という焦りと、
なんでそんなことするの、という怒りと、とにかく、ビックリして
「何やってんの!!早く、口の中ゆすいで!!」
と、椅子からひきずり降ろし、洗面台へ走って連れてった。
ただ事ではない!と悟ったあやちんは、涙をボロボロ流して
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と、ただ、繰り返してた。
とにかく、中身が出てないか、確認。
どうやら歯で袋の上から、ガリっと噛んだだけみたい。
でも、とにかく、何度も何度も口をゆすがせた。
もう、大丈夫だろう、と思うと、こっちも涙が出てきて、二人で抱き合って、大泣きした。
「ママ、食べる真似もしちゃだめって言ったのに、なんで噛んだのよ~...
もし死んでたら、どうすんのよ...
あれ食べたら死ぬって言ったでしょ。」
そして、あやちんは
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ばかり。
二人で何ともなくてよかった、と抱き合い、もう一度ダイニングへ戻って、残りの食事を一緒にした。
ほっと落ち着き、あやちんに
「なんで、ダメって言ったのに噛んだの?」
ともう一度聞くと
「だって、ママがテレビ見て、あやちんの隣に来てくれんかったもん」
と。
そう、テレビを見て、自分の方を見てくれない...
私に自分を見て欲しかったのね。
ごめん...そんなことも気がつかないで。
まぁ、今回はおおごとにはならなかったけど、気をつけないと。
何か起こってからでは遅い。
とりあえず、乾燥剤はすべて捨てました。