おとうじ蕎麦を食べて温泉に浸かった来ました、さてここはどこでしょう？そう、野麦峠で有名な奈川村。ちょっと肌寒くなると無性に行きたくなるところです。温かいお鍋に特製のザルで蕎麦を投じて食べるおとうじ蕎麦。その美味しさもさることながら、後のおじやもたまらない?
そしてパンパンに膨れたお腹で奈川温泉に入ってきました。ひなびた温泉地の奥まった旅館のお風呂は、平日のせいか他に誰もいなくて貸し切りでした。
紅葉はまだもう少し後で、窓の外の緑がキレイだったな。
ゆうべ東京から友人が来たので「まつもり」さんにご飯を食べに行ったら、近くのお宮でお祭りをやったいた。闇の中にこんもり浮かび上がる鎮守の森にポツポツと提灯の灯りが並び、スピーカーではご近所の寄付金がリズミカルに読み上げられていた。外灯も無い真っ暗な道をソロソロと手をとって魅かれるままお宮に行った。提灯の赤い光だけの幻想的な村祭りに、今この場にいることが夢の中のことのよう…。ちょうどお船の山車が動き始めたところに出くわし、子供達のお囃子の笛の音が、元気よくあたりに響いていた。
おはぎがお嫁にいくときは～あんこときな粉でお化粧して～まぁるいお盆に乗せられて～着いたところは下関 ♪ （ゴンベさんの赤ちゃんの節で）
子供の時よく歌ったおはぎの歌。調べてみたら地方によって着いたところが関所とか口の関とか言うらしい。今日、お彼岸に食べそこねたおはぎをYさんから差し入れてもらった。わぁい、おはぎ大好き！ご馳走さま～。
子供の頃、どこかで見た事あるようなお店の玄関だ！白い暖簾にカルピスの看板、火の用心の札まで貼ってある?これは白露で見つけたTさん作の箱に付けられたオブジェ。そうだ、家族でよく行った焼きそばの店がこんなだったなぁ。それともこの引き戸は中華そば屋にそっくりじゃないか。どっちにしろ懐かしくって胸キュンだった。
そして窓辺にお茶の道具が置かれている棚は…Cafeって書いてある。昭和のレトロな雰囲気たっぷりでとてもいいなぁ。師匠、この辺り一帯がなんだか好きです。
今年もやって来ます「安曇野スタイル2012」。11月1日から4日までの4日間、この辺り一帯で繰り広げられる、まさに芸術文化の秋にふさわしいイベントです。もちろん十色屋でも楽しい企画を考えていまして、ただいま案内のチラシを製作中。でもまだ作品は・・・真っ白です、アタマ。10月に入って急に焦り出したのろまな私です。さて、どうなることやら…みなさんお楽しみに。
今日は池田町にあるKさん達の陶房白露でセッセと陶器の箱を作る。白露の秋の庭も見たいしお茶は飲みたいし猫クンは寄って来るし…誘惑はいっぱいあるけれど、今日のワタシはそれらに負けまいと土と格闘する。ああ、それでも時間はまばたきのように過ぎて行く…。
＊10月12日（金）十色屋は臨時休業です。