水晶山きまぐれカバン店

安曇野 十色屋 日々のこと 

古き良き暮らしを知る人

2008-08-27 | ノスタルジー

P1010005 P1010006 P1010001 P1010007 最近ご縁があって知り合ったIさんのお宅におじゃました。Iさんは住宅の設計士で仕事場も兼ねているお住まいは、なんと土蔵である。昔、山繭を飼っていたらしい古い蔵を、たいして手を加える事もせずにお住まいである。だけどその暮らしが何とも素敵で、空間って使う人によってこうも生きるものかと感動する。おっかない梯子を上るガランとした畳敷きの土蔵の二階は、格子窓から光と風がとおり、古ぼけた土壁の匂いと不思議なBGMでタイムスリップしたようなゆるりとした時間が流れる。こんど此処で月を見ながら酔いましょうと、なんとも風流な約束ごと。打ち水をした玄関の砂利や苔むす木蓮の茂る小さな庭、帰り際まで心が清々しい。便利なこの時代に古き良き昔の暮らしをするのは憧れだけでは難しい事だろうけれど、Iさん夫婦の気張らない笑顔がとても自然ですばらしい。大好きな空間と気の合う方々、とても幸せな気持ちになって古い土蔵をあとにした。お月見が待ち遠しい…


2 コメント

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十色屋さま、こんにちは。 (i-zuan)
2008-08-28 21:54:45
十色屋さま、こんにちは。
先日は遊びにいらしてくださいましてありがとうございました。
私たちも、とても楽しいひとときを過ごせました。頂きましたお豆、トウモロコシのような甘みがあって、とても美味しかったです!
またいつでもお寄りください。それでは、月が満ちてきた頃に・・・。
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i-zuanさん、こんにちは。 (miyuki)
2008-08-29 20:38:45
i-zuanさん、こんにちは。
このあいだは楽しい時間をありがとうございました。お家の中、二階の特等席まで座らせてもらって幸せでした。
感謝です。
お月さま、丸くなるのが楽しみです。
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