嵐山の渡月橋を通りかかると、まさに紅葉の見頃とあって平日なのにたくさんの人で賑わっていた。昔この近くに住んでいた懐かしさとめったに来れない寂しさで、車から身を乗り出して思わず写真撮りまくり。何年たっても変わらないこの景色…すごいなぁ~。
お目当ての太秦(うずまさ)廣隆寺(こうりゅうじ)の境内は紅葉真っ盛り、聖徳太子の時代からある国宝の建物と、赤や黄色の和の紅葉が相まってみごとだった。
そして念願の弥勒菩薩(みろくぼさつ)像、力強く彫られた他の仏像と異なり、しなやかな姿と優しいお顔でなんとも美しかった。薄暗い霊宝殿のなかで正座してしばしみとれていた。
日も暮れかかる頃、祇園花見小路へ。舞子さんには会えなかったけど、賑やかにそぞろ歩く人の流れが華やかでいい感じ。
京都には日本の中でもココにしかない「雅」「歴史」「和」などが入り交じった不思議な雰囲気が漂っていた。
そして私にとっては青春時代のキュンとする思い出もつまってる街。