喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

宇和海の神秘

2010-09-20 | ブログ
 昨夜、またまた見ることができました。

 宇和海に浮かぶ神秘。

 きれいです。

 しばし、見とれていました。

 近くには、サーファーの人たちも大勢いました。


                 岬人
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敬老の日

2010-09-20 | ブログ
 昨日の二名津小学校運動会。

永遠の人気競技「玉入れ」がありました。

 子どもたちは、それぞれ一人ずつ会場からお年寄りにたのんで、
玉入れに参加してもらいました。

 子どもたちとおじいちゃん、おばあちゃん。
とってもうれしいそうでした。

 敬老の日、ふるさとのおじいちゃん、おばあちゃんに
ぜひ電話をしてみませんか。

                  岬人
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二名津小学校運動会

2010-09-20 | ブログ
 昨日19日は、二名津小学校運動会でした。

 児童数は、31名。
ずいぶんと少なくなったものです。
それだけに、かけがえのない子どもたち。

 閉会式で、PTA会長さんの言われた言葉が印象的でした。

「児童のみなさん、今日のみなさんの汗は、
宝石のように見えました。」

 地域にとって、子どもは宝です。

              岬人
 
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伊方町中学生レッドウィング旅行記14 ~旅の終わりに③~

2010-09-19 | ブログ
『たくさんの出会いや発見に満ちた旅だった。

 レッドウィングから帰ってきた子どもたちの目に、
ふるさと伊方はどう映ったのだろうか。  

 子どもたちの眼ざしが、佐田岬の海のように、
さらに濃く深いあたたかな光を増していると思うと、
伊方の未来が楽しみな気がする。』
  
 最後に、このようなすばらしい機会を与えていただき、
様々な支援をしていただいた多くの方々に心より感謝いたします。
  
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伊方町中学生レッドウィング旅行記13 ~旅の終わりに②~

2010-09-19 | ブログ
『思い返せば、国内JALの飛行機が遅れたため、
アメリカ行きの出発便に乗られず、2日間成田で足止めされるという、
思いもよらない始まりだった。
  
 ところが最後の飛行機になる羽田から松山へのJALに乗った時、
感動のできごとがあった。
 それは、客室乗務員全員が2週間前のできごとにもかかわらず、
私たちの旅行が遅れたことを知っていて、
おわびとねぎらいの心あたたまる言葉をかけてくださったのだ。 

 さらにその責任者であるチーフパーサーの方が、
私のところへていねいにおわびを言いに来てくださった。
 おかげで私たちは、すがすがしい気持ちで今回の旅を終えることができた。

 よくよく考えてみると、遅れた理由が、安全な飛行をするために必要だったのなら、
誰を責めることもできない。
 そんな中での、客室乗務員のあたたかさを思うと、
日本人のもつ、美しき真心と組織力に感動した。』

 写真は、ホームステイ先のエマ。14歳。
とってもやさしくて、かわいい子。
両親から愛情いっぱいに育てられたのよく分かります。
 
 家族そろって、日本を愛してくれています。

 将来、うちの子どもたちとも
家族ぐるみでつきあっていきたいと思っています。

                岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記12 ~旅の終わりに①~

2010-09-19 | ブログ
 レッドウィング旅行記も終わりに近づいています。
 レッドウィングで、ホストファミリーやお世話になった人たちと
涙のお別れをしました。
 
 この2週間は、子どもたちの人生にとって、
ものすごく大きな意味のある時間だったと思います。
それが、これから芽吹き始めるのですから楽しみです。

『ミネアポリス空港を日本へ向けて飛びたち、13時間。
太平洋の上からは、真っ青な海しか見えない。

 飛行機の窓から、多くの船が見えてきた。
 もう日本が近いかな、と思っていたら、
すぐに陸地が見え、房総半島の青々とした水田が真下に広がった。
 心からきれいだな、と思った。

 成田空港に到着した子どもたちは、
みんな元気で、周りから聞こえてくる日本語に、
帰ってきたという実感がわいてきたようだ。

 行くときよりも多くの荷物。
そして、それ以上に多い胸いっぱいの思い出。

 人生を変えるきっかけになったことは、まちがいない。』

 写真は、未来を創るレッドウィングの子どもたち。
これからも伊方町の子どもたちとのつながりに期待しています。

                 岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記11 ~外からふるさと伊方を見る~

2010-09-19 | ブログ
 初めての海外旅行では、
現地のすばらしさはもちろん、
さまざまなことに気づかされます。

 日本への帰りまぎわ、ある男の子がこう言いました。
   
「日本の外から、日本を見るって大切なことですね。」
 
 今回の旅の核心をついているような言葉でした。 
子どもたちは、レッドウィングのすばらしさを存分に感じました。
それと同時に、伊方のすばらしさも多く感じたようです。
それは、きっと思いもよらなかったことでしょう。
  
 佐田岬の海は、ミネソタ州を源とするミシシッピ川よりも青く澄んでいて、
多くの恵を与えてくれます。
  
 自然からとれたさまざまな食材を使い、
その味を引き立たせる塩や醤油を用いた日本料理は、
食べる楽しみと健康な体をつくってくれます。
  
 どんな体型にも合い、自然の色や柄を用いた浴衣は、
誰からも好まれます。
伊方に来たレッドウィングの子どもたちにもお土産として人気があったようです。
  
 あまりにも普通に思えたものが、
実は特別な魅力をもっていたり。
子どもたちは、そんなすばらしいことに気がついていきました。

 写真は、ペピン湖付近にあった
広大な大豆畑です。

               岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記10 ~レッドウィングの地域づくり④~

2010-09-19 | ブログ
『夏祭りであるリバーシティーパレードでは、
ダウンタウンの沿道から大歓迎を受けた。 

 それに応えるかのように子どもたちは笑顔で声をかけ、
伊方のうちわや日本の飴を手渡した。

 クール(かっこいい、涼しい)な浴衣・甚平姿は、
注目を集め、喜びと自信に満ちあふれていた。
最も印象に残る活動だった。

 小さいからこそ特徴を生かして整備され、
小さいからこそ人々のつながりが深いレッドウィング。

「Small is beautiful!」です。』
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伊方町中学生レッドウィング旅行記9 ~レッドウィングの地域づくり③~

2010-09-19 | ブログ
『ある朝、近所を散歩をしていると、
すれちがいざまにお年寄り夫婦に英語で呼び止められた。
「浅野さんですか?」
 
 とても驚いた。
よく聞いてみると、近所の人の話で
伊方から姉妹都市交流のために来ていることを知り、
声をかけたとのこと。

 道ばたで話が盛り上がり、
その後家に招かれてさらに楽しい時間を過ごすことができた。
  
 ご夫婦は、数年前に伊方親善団として来られた方と、
今でもつながりが続いているとのこと。

 このように過去、伊方との交流があった方から声をかけられることも多かった。 
13回におよぶ交流の積み重ねが、
確実に伊方とレッドウィングの人々との理解を深め、 
その距離を縮めていると感じた。』

 写真は、クアーズ夫婦。
奥さまは、日本人。
ご主人は、とっても日本(人)が好きで、日本通。

 後日、お世話になったお礼に絵本を届けに行きました。
原爆で亡くなった佐々木禎子(サダコ)の一生を描いた
「おりづるの旅」という絵本です。

                 岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記8 ~レッドウィングの地域づくり②~

2010-09-19 | ブログ
『人々のつながりは、近所ということ以外に
同じ職場の同僚・気の合う友だちなどさまざま。

 時には、初めて出会う人に対しても、
よい関係を進んでつくろうとする。
 相手を和ませる笑顔でのあいさつ。
「やあ。ようこそ。あなたに会えてうれしいです。」
こんなあいさつが、居心地のよいまちの雰囲気をつくっている。
  
 伊方の子どもたちの様子もどんどん明るく、社交的に変わっていった。
「今年の子どもたちは、とても積極的ですね。」
多くの人からそう言ってもらったことがとてもうれしかった。

 食べ物や飲み物を持ち寄り、
気軽に行われるホームパーティー。
いくつも招かれ、楽しいひと時を過ごすことができた。

 準備や後片付けがそれぞれの参加者で行われるので、
負担が少なく、みんなが楽しめる。

 こんな集いにあこがれ、
ぜひ日本に帰っても開きたいと思った子どもたちも多い。』

 写真は、庭でのホームパーティ。
季節のよい夏は、最適です。

 日本との違いのひとつに、
肉を焼く作業は、どこの家も男性がします。
これが、男の料理だ~。
 
            岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記7 ~レッドウィングの地域づくり①~

2010-09-19 | ブログ
 小さくてきれいなまちなみ。
歴史と自然を大切にする雰囲気。
人々は、水や緑を大切にしながら、潤いのある生活を送っている。

 まちの中心地であるダウンタウンでは、
かなり古いレンガ造りの建物が今も大切に遺され、使用されている。
 これらのまちを彩るのは、
トレードマークになっているハンギング・フラワーバスケット。
 
 人々は、伝統あるレッドウィングシューズや
レッドウィング陶器の会社で多く働いている。

 郊外では、トウモロコシや大豆の農業、酪農なども盛んに行われている。
作るものこそ違うが、第一次・第二次産業を中心とした伊方町とよく似ている。
 だから新鮮なようでどこか懐かしさがこみあげてくる雰囲気があった。
  
 ある人が次のようなことを言っていた。
「僕も家族もレッドウィングが大好き。他に移り住む気持ちは全くない。この田舎では、 人間らしい充実した生活ができるんだ。」

 写真は、丘から見たレッドウィング市街地(ダウンタウン)
緑豊かで、ちっちゃなとても美しくかわいいまちです。

                   岬人
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伊方町中学生レッドウィング旅行記6 ~アメリカの家族の様子~

2010-09-19 | ブログ
『ホストファミリーを見ていると、すばらしい家族ばかり。
お互いが認めあい、家族を 愛している。
大きな言い争いもなく、笑顔に満ちている。
 
 大きな言い争いもなく、笑顔に満ちている。
親は熱心に働き、家族との時間を多くつくる。
夕食をいっしょにとり、さまざまな話に花が咲く。

 そんな家族を見て、伊方の子どもたちは
自分の家族に連絡を取りたくなったにちがいない。
 
 また親は、子どもの思いを最大限尊重しようとする。
スポーツ、ミュージカル、バイク、バンド、冒険キャンプ、アルバイトなど、
やってみたいことをどんどん応援する。 

「自分の人生なんだから、悔いのないように生きなさい。」
とでも言っているかのように。
 だから子どもたちの顔は生き生きとしている。
  
 私のホームステイ先のリースファミリーも同じようにとてもすばらしい家族だった。
そして 私はたびたび次のようなことを聞かれた。

「あなたは、家族と離れていて淋しくない?家族は淋しがっていない?」
いつも私の家族のことまで気づかってくれた。
  
 伊方のすべての子どもたちが、別れがつらく、
またレッドウィングに来たいと思っているのは、
すばらしいホストファミリーだったからにほかならない。

 第二の家族がレッドウィングにできた。』

 写真は、私のホストファミリーのリース家。
チャーリーとシンディー夫婦。
 過去何回もこの事業に関わっていて、
シンディーは、2年前に引率者(シャペロン)として
伊方に来られました。
 また、二男ジャクソンと娘エマは、三崎にホームステイしました。

 本当に、すてきな家族です。

                     岬人
 

 
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伊方町中学生レッドウィング旅行記5~夢にまで見たレッドウィング~

2010-09-19 | ブログ
『成田空港で足止めになり2日後、待ちに待った出発。
子どもたちの顔は、伊方出発の時よりも輝きに満ちていた。
 デトロイトを経由した約14時間もの長い旅が終わり、
ミネアポリス空港に到着。
 
 そこには、歓迎プラカードを掲げ子どもたちを心待ちにしてくれていた
大勢のホストファミリーと関係者がいた。
感動の出会いと再会だった。 
  
 その中に、伊方への引率者トムと
10年ぶりの再会となる元伊方国際交流員の田村エリーシャの姿があった。
 
 子どもたちは、喜びとやや緊張の面持ちで、
それぞれのホストファミリーと一緒に家路についた。
  
 私もホームステイをお願いし、リース家に受け入れていただいた。
 自分自身でもレッドウィングでの生活を体験しながら、
子どもたちの様子を見聞きし、
そのホストファミリーや関係者・レッドウィング市民との交流を図ることができた。』
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伊方町中学生レッドウィング旅行記4 ~予期せぬできごと②~

2010-09-19 | ブログ
 レッドウィング行き2日間、足止めが決まりました。

『しかし、ここからが私たちの真価が問われている。
起こった事実は変えられない、
しかし自分の考え方は変えられる。
 考え方ひとつで、人生が大きく変わるはず。
  
 ホテルに入り、この2日間をどう過ごしていくかについて、
全員一致を原則として話し合いをくり返した。
 それは、自分の気持ちを伝えながらも、
決して自分勝手にならないという絶妙なバランスだった。

 信じ合える、分かち合える仲間がいるということは、
本当に心強いもの。
 たまたま知り合ったこの仲間が、
アクシデントをもとに強くつながっていった。

 多くの人から励ましメッセージも届き、
子どもたちの気持ちを後押ししてくれた。

 この経験が、レッドウィングに行ってからの考え方や行動に
大きく影響したのはまちがいない。
 後日、ミネアポリスのバスで衝撃的な引ったくりにあった時も、
立ち直っていく子どもたちをみて、心が熱くなった。

 予期せぬできごとも、
すべては成長のためにあると感じた瞬間だった。』
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伊方町中学生レッドウィング旅行記3 ~予期せぬできごと①~

2010-09-19 | ブログ
 予期せぬできごとがここから始まります。

『松山空港で羽田行きのJAL飛行機が1時間以上の遅れをとった。
羽田到着、それから成田へ移動し、到着したのが午後4時15分。
搭乗手続をするために列に並んでいたところへ、
「ミネアポリス行きの手続は15分前に終了したので、乗れません。」
という思いもよらない知らせ。

 私たちより15分遅れの便であったレッドウィングの友だちは、
予定通りそのまま行ってしまった。
 取り残され、別便の搭乗に期待しながら待ち続けたが、
最終的に2日後に出発ということが伝えられた。

「えー、うそー、何で?」
子どもたちの顔が一気に曇った。

 チャンスとピンチは紙一重、そんな気がした。』

 人生の貴重な2日間。
何ということでしょう。
 さあ、この後どうなるのでしょうか。
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