喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

アテルイ、モレの碑

2010-09-23 | ブログ
 この碑は、約1200年前に坂上田村麻呂が建てさせた清水寺の舞台下にあります
これには、愛と悲しみの物語がありました。

 東北地方、岩手県胆沢を本拠地にアテルイがその地方を治めていました。
そこに支配拡大をはかる都から征夷大将軍をまかせられた田村麻呂が遠征。
一進一退の攻防。
ついには、ある条件を結び、アテルイとモレは投降。

 田村麻呂は、敵ながら、たいへん勇敢なアテルイとモレの命ごいをしましたが、
都では聞き入れられず処刑されました。

 そのことをたいへん悔いた田村麻呂は、
2人の碑を自分の清水寺に建てました

 こんな話を修学旅行前に子どもたちにします

 歴史は、どの立場で考えるかでまったくちがってきます

 坂上田村麻呂やアテルイ、モレの時代でもそうですが、
都会、田舎に関係なく、自分を磨いて、高めていく道はあるのです。
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