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何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

虎丘-(2) (中国)

2015年02月19日 | 史跡探訪-中国編

【中国・江蘇省・蘇州】剣を愛した闔閭のため、息子の夫差が埋葬時に墓の傍に愛剣3000本(副葬品)を埋めたとされ、秦の始皇帝や三国時代(229~252年)の孫権が探し求めたが見つからず....その時に掘られた穴に水が溜まって剣池に。
虎丘の背後に聳え立つ蘇州最古の雲岩寺塔(通称虎丘塔)は、宋代の建隆二年(961)に建立された高さ47.5m、八角七層で、中国で最も古い塔の一つ。 雲岩寺塔は400年前から地盤沈下で傾き始め、現在約4度傾いていて中国版「ピサの斜塔」(東洋の斜塔)と呼ばれている。 現在は鉄筋とコンクリートで固定して対策がとられているそうだが、遠い将来には倒壊するかも....と少し心配になった。
虎丘には中国で最大規模の盆栽庭園「万景山荘」があり、蘇式といわれる盆栽の名品が600余点ある。 【千人石⇒虎丘剣池⇒二仙亭⇒双吊桶⇒致爽閣⇒雲岩寺塔⇒御碑亭⇒望蘇台⇒千頃雲閣⇒五賢堂⇒大雄宝殿⇒五十三参】

千人石、虎丘剣池、二仙亭、悟石軒(右上)
  
千人石(平坦な一枚岩)/虎丘剣池(左の「剣池」は東晋代、右の「風壑雲泉」は北宋代の書)/二仙亭

千人石..秘密を守るため墓を建造した千人の工匠達が殺されて血に染まった巨岩(左は二仙亭)
 
剣池入口の壁に刻された「虎丘剣池」は唐代顔真卿の真跡、「剣池」(東晋代の書)、「風壑雲泉」(北宋代の書)、奥のアーチ形石橋は「双吊桶」

剣池から流れ込む白蓮池と畔畔に佇む石塔..石段(五十三参)の上に虎阜禅寺の大雄宝殿が建つ

致爽閣への入口..この中を通って雲岩寺塔に..(雲岩寺は清代末に焼失)
 
致爽閣                           致爽閣の右手の仕切り門の奥に雲岩寺塔が聳える

仕切り門から眺めた雲岩寺塔の下層部
  
聳え立つ雲岩寺塔..宋代建隆二年(961)建立の呉王闔閭の墓、煉瓦造り高さ47.5mで八角七層、中国最古の塔の一つ

現在雲岩寺塔は約4度傾いていて中国版「ピサの斜塔」と呼ばれる

御碑亭
 
御碑亭に立つ石碑..亀跌は無かったと思う/望蘇台だったか

頃雲閣への仕切り門

頃雲閣

五賢堂の内景

五賢堂から仕切り門越しに眺めた大雄宝殿..正面に梵鐘と太鼓が置かれている
 
大雄宝殿(再建)                           大雄宝殿の内陣に鎮座する阿弥陀三尊像

大雄宝殿前への石段「五十三参」
 
万景山荘..中国で最大規模の盆栽庭園/蘇式盆栽の名品が600余点ある
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