前回の続きです。
前回は育つ過程で、親からのありのままの承認が『存在への安心』を生み、そうした自己承認ができると人生によけいな悩みをかかえることが少ない、といったことをお伝えしました。
そして、私自身がその『存在への安心』を十分持ち得ず大人になってしまったことも~。
今回は、その私が、どうやって『安心』を手に入れたか、
をお伝えします。
もちろん『安心』へのチケットは楽に簡単に手に入るものではありません。
長い間心のくせとなってしまったことを一朝一夕で変えることは難しいことです。
でも、かなり手放すことができたのです!
それを可能するための第一歩は、「おのれを知ること」です。
今住んでいる家の住み心地が悪いので、
もっと、快適な家に改築しようする時、まず、現在の住まいのどこに問題があるのか、を徹底的に調べることが重要です。
同じように、自分を知らなければ自分の心の中を心地よい状態に変えることなど不可能です。
だから、様々な心理学や自己啓発本を読みながら、
自分を知るヒントとなることを探しました。
さらに、自分の心をみつめたり、自分の行動を客観的に分析しました。
「今の笑いは本物?それとも、作り笑い?」
「その行動は愛から?欲から?」
「今、イラついているのは、相手に?もしかしたら自分に?」
「今、私は、相手にこう思われたいと無理してる?」
「この人が苦手なのは、この人の中に自分のいやな部分を見るからなのかも~」・・・
ちょっと、離れたところから自分を見るようにしていくと、
面白いようにいろいろなことに気づきます。
そして、気づく度に、茂木健一郎さんのいうところの「アハ体験」なるものに似た感覚を得て、視界がひらけ気持ちが楽になっていきました。
よく見えるようになってわかったことは、ほとんどのことが自分自身が招いていること。
人生の出来事は自分の意思で、あるいは無意識の選択によって起こっていることがわかってきたのです。
そうなると、今まで他者や運命によって決められてしまうと思っていたことが、
実は、自分が深く関与していたことが分かると
自分のあり方に変化が生じます。
たとえば、朝寝坊の主人や子どもを「起きなさい!」と何度も大声を張り上げる私の本当の気持ちは・・・
実は、心の底では「起きないで!」と思っている!?
つまり、『ダメなダンナと子どもを賢く世話するしっかりものの私』を手放したくない自分がいる・・・
あ~、そんだったんだ!と「ガッテン、ガッテン」すると、
次々と自分の言動の真の意味が分かってきたりするのです。
自分の体調の悪さもなんらかの意図があることすらわかってきたのです。
そしてですね、自分の本音を知ると、不思議なことに自分が愛おしくなるんですね。
なんだか、他人とは思えない(?)みたいな親近感を感じ、
本当の自分の姿、本当の自分の気持ちをありのままに受け入れられるようになってくるのです。
ありのままの自分を受け入れられるとエネルギーが強まります。
抑えることに使っていたエネルギーが前に向かって流れるのですから。
エネルギーが強まると、とうぜん、「私は生きている」という実感が増し、さらに「生きることは楽しい」と進んでいきます。
この時点で、すでに「存在への安心」の半分くらいを手中に収めたといっていいかもしれません。
もちろん、これですべてではありません。
これは始まりです。
でも、この第一歩がもっとも大切なことだと確信しています。
まずは、自分を知り、自分を感じ切ることです!
前回は育つ過程で、親からのありのままの承認が『存在への安心』を生み、そうした自己承認ができると人生によけいな悩みをかかえることが少ない、といったことをお伝えしました。
そして、私自身がその『存在への安心』を十分持ち得ず大人になってしまったことも~。
今回は、その私が、どうやって『安心』を手に入れたか、
をお伝えします。
もちろん『安心』へのチケットは楽に簡単に手に入るものではありません。
長い間心のくせとなってしまったことを一朝一夕で変えることは難しいことです。
でも、かなり手放すことができたのです!
それを可能するための第一歩は、「おのれを知ること」です。
今住んでいる家の住み心地が悪いので、
もっと、快適な家に改築しようする時、まず、現在の住まいのどこに問題があるのか、を徹底的に調べることが重要です。
同じように、自分を知らなければ自分の心の中を心地よい状態に変えることなど不可能です。
だから、様々な心理学や自己啓発本を読みながら、
自分を知るヒントとなることを探しました。
さらに、自分の心をみつめたり、自分の行動を客観的に分析しました。
「今の笑いは本物?それとも、作り笑い?」
「その行動は愛から?欲から?」
「今、イラついているのは、相手に?もしかしたら自分に?」
「今、私は、相手にこう思われたいと無理してる?」
「この人が苦手なのは、この人の中に自分のいやな部分を見るからなのかも~」・・・
ちょっと、離れたところから自分を見るようにしていくと、
面白いようにいろいろなことに気づきます。
そして、気づく度に、茂木健一郎さんのいうところの「アハ体験」なるものに似た感覚を得て、視界がひらけ気持ちが楽になっていきました。
よく見えるようになってわかったことは、ほとんどのことが自分自身が招いていること。
人生の出来事は自分の意思で、あるいは無意識の選択によって起こっていることがわかってきたのです。
そうなると、今まで他者や運命によって決められてしまうと思っていたことが、
実は、自分が深く関与していたことが分かると
自分のあり方に変化が生じます。
たとえば、朝寝坊の主人や子どもを「起きなさい!」と何度も大声を張り上げる私の本当の気持ちは・・・
実は、心の底では「起きないで!」と思っている!?
つまり、『ダメなダンナと子どもを賢く世話するしっかりものの私』を手放したくない自分がいる・・・
あ~、そんだったんだ!と「ガッテン、ガッテン」すると、
次々と自分の言動の真の意味が分かってきたりするのです。
自分の体調の悪さもなんらかの意図があることすらわかってきたのです。
そしてですね、自分の本音を知ると、不思議なことに自分が愛おしくなるんですね。
なんだか、他人とは思えない(?)みたいな親近感を感じ、
本当の自分の姿、本当の自分の気持ちをありのままに受け入れられるようになってくるのです。
ありのままの自分を受け入れられるとエネルギーが強まります。
抑えることに使っていたエネルギーが前に向かって流れるのですから。
エネルギーが強まると、とうぜん、「私は生きている」という実感が増し、さらに「生きることは楽しい」と進んでいきます。
この時点で、すでに「存在への安心」の半分くらいを手中に収めたといっていいかもしれません。
もちろん、これですべてではありません。
これは始まりです。
でも、この第一歩がもっとも大切なことだと確信しています。
まずは、自分を知り、自分を感じ切ることです!