耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

あと、半年の命だったら・・・?

2017-12-08 16:20:12 | 日記
早いもので、年賀状準備の季節になりました。

年内中には、喪中挨拶のはがきが届きます。

師走は、人の死について、想う時期でもあります。

喪中はがきのほとんどは、親や年の離れた兄や姉の死亡による喪中ですが、

でも、今年は、私が年賀状をお出ししていた当人死亡のお知らせが何枚か届き、ショックを受けています。

差出人は、その方の妻や夫、あるいは、お子さんになっています。

ふだん、そんなに親しくはないので、はがきをくださったご家族の方々も、私との関係はご存知ないかもしれません。

事務的に、故人の年賀状リストを見て、パソコンで住所を印刷して投函しているのでしょう。


「そのうち、お会いできることを楽しみにしています」

という決まり文句のコメントを、毎年書いて、私は差し出していたはず。

近年では、お会いしたい気持ちが強くなって、今年こそは~と思っていた方もいました。

でも、やっぱり、実現しないまま、新しい年を迎えてしまう。

そのうち・・・

いつも、「そのうち・・・」。

でも、本人が亡くなっていては、「そのうち」は、絶対にないのです。

そして、これは、相手に限ったことではなく、自分自身も喪中はがきに名前が書かれる可能性だってあることを忘れてはいけないのです。

もう若くはない私には、その可能性は年々高まっているのですから。

仮に、若いあなたでも、明日の運命はわかりません。

人生は、危険や病気と隣り合わせです。


コーチングの質問は、日常会話での質問とは、少々異なります。

時には、相手の気持ちを揺さぶり、追いつめ、そこから生まれる答えから、クライアントさんの本音や可能性を探す作業をすることもあります。

「もし、医者に、あと、半年の命、と告げられたら、あなたは何をしますか?」

その半年をどのように過ごすでしょう?

そのように真剣に想像し、考えてみてくだい。

もう、人にどう見られるかを気にしたり、人に言われた言葉に傷つきあれこれ悩んだり、自分の欠点を嘆いたり・・・そんな暇はありません。

人生最後の半年を、そんなくだらないことに悩む時間を1分だって持ちたくない、と考えるのではないでしょうか。

生きる時間が限られたとき、私たちは、

会いたい人に会い

本当にやりたいことに躊躇なくチャレンジし

美味しいもの美しいものを満喫し

楽しいこと嬉しいことを沢山体験し

感動し

感謝し

「自分の人生は素晴らしかった」と思って、この世を後にしたいものです。


ものごとがうまくいかない時、人間関係で悩んだりした時には、私は、この問いを思い出します。

すると、少々の悩みは馬鹿らしく思え、頭の中から消えて行きます。

さらに、この問いは、「もし~」という想像上の質問であることに感謝するのです。


~あと、半年の命~


悔いなく生きるために、何ができるか?

本当にやりたいことは何だろう?

自分にとって、いちばん大切にしたいことは何だろう?

今、落ち込んでいないあなたも、この問いと真摯に向き合い、来年の自分のあり方を考えてみては如何でしょうか?











コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。