ネギ坊主は、小さい花が集まって形成される花の集まり(聚繖花序しゅうさんかじょ)。このまま放置すれば実がなり種が数多くできる。種を作るために養分が使われて葉は固くなり、食用に向かなくなるという。ここ2年ほど種は採って十分あるし、今年は、1つか2つを種用に取っておき、あとは食用にしようと思う。早いうちにネギ坊主の先端を切って食用に回し(昨年も食べている、みそ汁の具として)、また本体の葉も食用(普通のねぎとして)としよう。

5月に「からゆたか」という品種を10本植えた。途中、順調に成長しているように見えた。サツマイモの葉はまだ青く、収穫する時期を近くの畑の様子から判断するつもりでいた。昨日朝、子供と散歩していたら、老夫婦が収穫しているところだった。帰ってから収穫しようと思った。
端のところをシャベルで注意深く掘ってみると、丸々したイモが見えてきて、ほっとした。いくつか傷をつけたが、楽しみながら収穫できた。肥料はまったく使わなかった。ありがたい野菜である。
いったん、段ボールに集め家の中に入れた。寒さを避け、今日、しっかり太陽に当てる(天日干し)ためである。これは昨年の反省である。
サツマイモの苗を10本植えたとき、心配していた。ひょろひょろしていて葉に力がないように思えたのである。しかし今は葉が茂り広がっている。収穫を期待している。
捨てた種から芽吹いたカボチャの苗の他にもう一つ、意図しなかった植物が芽生えてきている。
大葉(シソ、青シソ)である。こちらは思い当たる。数年前にシソの葉の付いた苗をもらい庭に植えた。次の年はまだシソがあったと思うが、ここしばらくは見かけていなかった。種から芽生えてきたのだろう。
鼻を近づけるとハーブのいい香りがする。(左上はカボチャ)
朝のラジオ体操のとき見に行ったら、カボチャの花は咲いていた。覗き込むと、雌花(めばな)だった。
昼に見に行くと、カンカン照りの影響からか、花弁は縮れているようにみえた。咲いているのはこれ1つだけだった。
植えたカボチャと比べれば、花の大きさは4分の1ほどである。しばらくしたら雄花も咲くだろう。受粉して実ができるのを確認したいものである。