鹿児島空港に香港線が復航
3月30日に日・木の週2便
伊藤鹿児島県知事が、鹿児島と香港を結ぶ航空路線が、今年3月30日から週2往復で再開されると発表しました。
鹿児島空港から香港との定期便は、2009年3月に香港エクスプレスが運休して以来、5年ぶりに再開されることになる朗報である。
これは、鹿児島県が昨年から開設を働き掛けてきた結果であり、県によると、運航する香港航空は、3月30日から木曜日と日曜日の週2往復、就航する考えを1月29日、県に正式に伝えたということです。
これで、鹿児島空港からの国際線は、現在のソウル、台湾、上海に加え、4路線となり、いよいよ国際空港としての役割が期待されます。
伊藤知事は、 「香港は商業、金融の中心で、県の経済を考える上でどうしても必要なルートだ。環黄海経済圏の主要な都市に鹿児島空港から入っていくので、便数を維持するよう努力し、増やすことが今後の鹿児島の経済界の大きな仕事になるだろう」と述べています。
ただ、170万人の人口、しかも母都市の鹿児島市が60万強の人口では、4路線を維持するのは、これまでの経験則からして、かなりの厳しさが予想されます。昨年の県の上海路線の利用促進策の様な問題が発生しないとも限らない。要は利用者のパイの問題です。どこかの路線がいいと、他が悪くなる現象が起こり得る。
今度こそ県を始め、経済界がしっかりした利用促進策を検討し、広く隣県を含めた対策づくりが必至です。特に、観光・貿易面のインとアウトの拡大策が本腰を入れて求められると思います。折角のチャンス、逃してはならない。
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