よかど!鹿児島

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食と健康フォーラム/鹿児島の話題・情報(110)

2011-12-08 09:18:56 | 鹿児島の話題・情報

LEDが育てたニューフルーツ「薩摩甘照」

南さつま市の誘致企業がトマト作りに挑戦

昨日、鹿児島市の黎明館で開催された「かごしま食と健康フォーラム」に参加しました。

今、健康食品が注目されているが、京都から南さつま市に誘致された企業である「鹿児島高槻電器工業(株)がLEDで栽培したニューフルーツ「薩摩甘照」(トマト)で作ったジャムを試食しました。

もともと半導体製造の鹿児島高槻電器工業(南さつま市金峰、山崎隆司社長)は、自社製の発光ダイオード(LED)を使い水耕トマトの栽培に08年に乗り出し、糖度の高い塩トマトをLEDの光を当てることで、甘みのあるトマト作りに挑戦していたもの。

リーマンショック等が影響し、半導体受注が激減したのを機会に、リスクを分散のために農業部門にチャレンジされたものだ。

養分に塩を混ぜて糖度を高める塩トマトに着目し、同社で製造している4種類(赤、青、緑、紫外線)のLEDを、それぞれトマトに当てることで糖度が増すのではないかということで、日置市吹上町入来のビニールハウストマト作りをされていたものだと聞いていたが、結構甘いジャムが出来ていた。

今、販売中とのこと。うまくいくと農業用LEDの製造に道が拓けるのではないだろうか。

      

 

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