goo

鳥海山 - 東北

2006年07月03日 | 山歩 - 東北
乳頭山・駒ケ岳の次は翌年に出かけた鳥海山です。1982年の7月初めのことです。出かけたのはこれ一回きりです。

当時の夜行急行「いいで」で出かけました。その頃の国鉄は各線に夜行急行が走っていて、周遊券(当時のものは今の周遊券とは異なります)を利用して出かけることが多かったです。まだ若かったですから、金曜日の夜行で出かけ、土・日と歩いても、月曜日に普通に出社していました。

この急行「いいで」は、福島から奥羽線に、そして新庄からは陸羽西線に入ります。それを酒田で降りてバスで登山口の鉾立に向かいました。

行程 【 鉾立~御浜~千蛇谷~鳥海山(泊)~心字雪~河原宿~湯ノ台 】



鳥海湖越しに眺める鳥海山。

---------------------------------------------------------------------------------

鉾立から、賽ノ河原を通って御浜に向かいます。



鳥海湖には雪がまだたっぷり残っていました。



御浜付近で鳥海山を背景に同行の友人に撮ってもらいました。私は山頂での記念写真も撮りません。このような写真が残っているというのは、よほど気分がよかったのでしょう。



一面に咲くハクサンイチゲ(だったと思います)。



詳しい記録は一切残していませんので、今となってはどこで撮影したかわかりません。おそらく御浜付近からの鳥海山です。この記事も記憶だけで書いています。



これも撮影場所も撮影対象も不明です。おそらく、扇子森付近から笙ケ岳を撮ったものではないかと思います。



千蛇谷。ここを登って行きました。

この日は、山頂直下の大物忌神社の宿所に泊ります。宿所は最初ガラガラでしたが、夕方近くにはほぼ一杯になりました。水は近くの雪渓から雪を採ってきて溶かして使用しました。

この付近の岩壁にはイワウメが綺麗に咲いていました。また、足元には固有種のチョウカイフスマも見られます。そして、夕刻には新山と七高山に登って、日本海に沈む夕日を眺めました。

翌日は白いガスが立ち込めていました。少し様子を見ていましたがガスは一向に晴れません。再度、七高山に登っても仕方なにので、あきらめて下山します。

心字雪にさしかかりました。広い雪渓の下りでガスで見通しがききません。ちょっとヤバイなあと思っていたのですが、突然ガスがさーっと晴れました。目的の河原宿も確認できます。進む方向がはっきりしましたから、後は雪の上を滑ったりして、遊びながら下りていきました。



河原宿からの心字雪。河原宿では時間があったのでのんびり気持ちのいい時間を過ごしました。

八丁坂の花の中の道を通り、雪渓を横切って滝ノ小屋に寄りました。この辺りまではまだよかったのですが、それ以降は暑くて堪りませんでした。

湯ノ台まで下りて、そこからバスで酒田まで戻りました。
goo | コメント ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。