- 鐘撞堂山 山頂と小尾根 -
またまた、秩父の鐘撞堂山です。
基本的には歩く事が目的なのですが ・・・。
季節や光の具合で景色そのものも変わりますが、気持ちと観る目でも景色というものは変わると思います。
そういう意味で、景色との出会いも「一期一会」という気がします。
前の記事と一部コースは変わっていますが、前の記事とは「違う」と感じていただけたら嬉しいです。
今回は寄居駅から大正池経由で山頂に向かいます。
このコースが一番一般的なコースではないかと思います。
大正池
強い季節風が吹きつける天気なのですが、山に囲まれた場所にあるので水面は静かです。
途中に竹炭の工房があるのですが、その周辺には竹林が広がっています。
水道山への分岐 - ここまで大した登りもなく、山頂も間近です。
山頂(左端の一番高い所)とそこから延びる小尾根
暮れの押し迫った寒い日ですが、山頂には十数人程の人がいます。
中には暖かい鍋を囲んでいるグループもいます。
山頂からの眺めを以下に ・・・。
筑波山(分かり難いですが・・・)
山頂部は冷たい風が吹き抜けるので、風を避けるために南側の巻き道に下りて、そこで休息です。
さすがに鍋は用意してきませんでしたが、出かける前に自分で作ってきた焼飯とテルモスのお茶で満足です。
風のない南斜面の日溜りは暖かです。
幾つか咲いていたタチツボスミレ
小さな黄色い花が目に入り、よく見るとカタバミでした。
下山は前と同じ少林寺経由のコースです。
特徴のないありふれた道を独りで淡々と進みます。
円良田湖をかすめて、羅漢山に少しだけ登り返します。
そして、少林寺へ下る道の脇には「五百羅漢」の石像が並んでいます。
この前はここで大人数の団体と遭遇したために落ち着いて写真が撮れなかったのですが、今日は他に誰もいません。
しかし、この後、秩父まで行かなければならないので、そうのんびりもできません。
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それほどのんびりしたつもりはないのですが、波久礼駅では、ほんの少しの差で予定していた電車には間に合わず、一本後の電車になってしまいました。
秩父駅で降りて用事を済ませてから帰宅です。