季節の風香

観音平の駐車場に着いた時、車はまだ数台しかありませんでした。



甲斐駒ケ岳方面の写真を撮ってから観音平を出発です。



朝日が射しこみ気持ちのいい林の中を登って行きます。

その後も、基本的に展望のない樹林の中を登って行きます。

押出川から編笠山に直接向かう道に入り、さらに登って行くと、時折背後に赤石山脈（南アルプス）や富士山を望むことができます。



赤石山脈 - 既に雲がわき上がっています。



薄っすらと富士山（中央奥に）

最後に明るく開けたゴーロを少し登ると編笠山頂です。



編笠山頂から八ヶ岳の峰々（クリックで拡大） - 天狗岳 / 阿弥陀岳・横岳・赤岳 / 権現岳



編笠山頂から富士山・赤石山脈方面の眺め（クリックで拡大）



そして、編笠山頂から西岳

上の写真からわかるように、編笠山頂は大きな岩がゴロゴロしています。（山の姿・雰囲気は蓼科山によく似ています。）

他には数人しかいない静かな山頂で少し休息してから ・・・



乙女平にある青年小屋に向かいます。

最後に大きな岩の上を渡って行くと青年小屋です。



青年小屋の前から編笠山



青年小屋の前から権現岳

ここから西岳を往復します。友人も問題ないというので一緒に向かいます。



青年小屋から緩やかに少し下ると「乙女の水」があります。

冷たい水で喉を潤して、さらに進みます。

西岳まで樹林の中の緩やかな登り下りが続きます。



着いた西岳山頂は、南から東側にかけて展望が開けています。

思っていたよりも眺めのいい明るい山頂でした。



西岳山頂からの権現岳・編笠山 （クリックで拡大） - 権現岳の左は旭岳、右は三ツ頭

尚、権現岳の山頂も見えているのですが、手前の尖ったギボシがまるで山頂のように見えています。



木々が若干邪魔をするのですが、阿弥陀岳や赤岳も見えます。



赤岳と権現岳

静かな山頂で展望を楽しみ、そして、山頂一帯に咲く花の写真を撮ってから青年小屋に戻ります。



途中、冷たい「乙女の水」で少し休息です。

青年小屋からは編笠山の東を巻く道に入り、押出川で登ってきた道に合流します。



後は、樹林の中を観音平に下るだけです。

以下は咲いていた花たちです。

他にもウメバチソウなどが咲いていましたが、撮影しなかった花が結構あります。



マツムシソウ



ヤマハハコ



ミネウスユキソウ



元気のないヤナギラン



ヤツタカネアザミ



アキノキリンソウ - 今回一番目につきました。



ミヤマヒゴタイ



セリバシオガマ



ゴゼンタチバナの実